長年愛用しているフルカウントの1109。細身のシルエットでスマート、穿き心地は抜群。
リジッドの状態から穿き続け、かなり色落ちが進んできた。
昨年までの色落ち進捗は以下の記事参照:
- FULLCOUNT 1109の色落ちレポート。最高のデニムの素晴らしい色落ちをお伝えしたい(2018.07.23)
- FULLCOUNTデニム1109の裾のステッチ直しをしました。チェーンステッチとは?(2018.7.28)
- Fullcount 1109 色落ちレポート。またひとつ夏を超えて凛々しくなった姿を。(2019.10.8)
2020年もそれなりの頻度で穿き、いよいよ穴が一箇所空きそうになったので洗濯してリペアに出すことに。
リペア前に一式写真を撮ったので、色落ちレポートとして投稿します。
全体の色落ち
メリハリのついた色落ちになった。
ヒザ裏の立体感がすごい。
FULLCOUNTは爽やかに仕上げた方がいいかな、なんて個人的に思うけど、メリハリ強めに育てることもできる。
各エリアの写真
バックポケットのステッチはほとんどなくなってしまった(注:現在の製造されているものにはバックポケットのステッチは最初からない)。
赤タブは丸まり、隠しリベット部は擦れて白くなり、ベルトループ中央もだいぶ白くなり、パッカリングも出ていて大変素晴らしい。
皮パッチは特段何もしていないが、だいぶカサカサになってきた。
ひげ。腰回りの立体感もなかなかGood。
ボタン周りの色落ちもナイス。
耳のアタリもキャタピラのようによく出ているし、下がりひげもよく出ているし、全体的な色落ちとよくマッチしていてとても雰囲気が良い。
生地の拡大写真
改めてフルカウント13.7ozの生地の縦落ちを見てみよう。
不自然な感じがなくて、サーっと縦に落ちる色落ち。このくらいが一番好み。すごくいい。
ダメージ(穴空き)箇所
全体的には抜群の雰囲気に仕上がってきたのだが、一箇所修理が必要なダメージが発生。
この写真でダメージ箇所がわかるだろうか…
股より若干お尻左ポケット側に穴が開きつつある。
拡大すると…
歩くときにクセがついていたようで、お尻の部分一箇所に負担がかかっていた模様。その結果、他の部分は健全なのに穴が空いてしまった。
裏から見ると…糸3本でなんとか残ってるって感じ。
洗濯してFullcountに修理を依頼し、4ヶ月ほど待つことになる。
気温の下がる冬は13.7ozのフルカウントには寒いので、元々冬になったらリペアに出すつもりでいたので計画通り。
修理から戻ってきたら、2021夏に大活躍してもらおうと思っている。
まとめ
色落ちもここまで来ると、色落ちを進めるために穿くというよりも、完成されたジーンズを穿いてファッションを楽しむ段階、と言える。これからも大事に穿いていきたい。
FULLCOUNTデニムの色落ちに興味がある方に、このブログの色落ちレポートが参考になれば幸いです。
本当にいいジーンズだと思います。
リペア後追記(2021/3/27完了)
約3ヶ月ほど待ったが、修理完了。
裏側から当て布をしてもらった。
ちなみに表から見てもほとんど違和感を感じないような仕上がり。
修理代は480円。
これからも丁寧にはいていきたいと思う。
Fullcount 1109 ここに至るまでの過程
- FULLCOUNT 1109の色落ちレポート。最高のデニムの素晴らしい色落ちをお伝えしたい(2018.07.23)
- Fullcount 1109 色落ちレポート。またひとつ夏を超えて凛々しくなった姿を。(2019.10.8)