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SanDisk Leica Q2 Extreme Pro 64GB

Leica Q2に使用するSDカードにSanDiskのExtreme Pro SDXC UHS-IIを購入。選んだ理由と考え方。

2020-01-18Camera

ライカQ2を購入し、SDカードは何にするか検討した。

カメラを買ってすぐは、今まで使っていたものを転用していた。しかし動きの遅さが顕著でLeica Q2用に新しいSDカードを買う必要があった。

2時間くらい調べて悩んだ結果、選んだのはこれ。

SanDisk Extreme Pro サンディスク 64GB UHS-II

メーカー:SanDisk
モデル:Extreme Pro
容量:SDXC(64GB)
転送速度:UHS-II(読取り速度最大300MB/s、書込み速度最大260MB/s)
UHSスピードクラス3

なぜここに至ったのか、考え方をまとめておきたい。

SanDiskを選んだ理由

カメラとSDカードには相性があるらしい。

SDカードを販売するメーカーは複数社あり、カメラメーカーもたくさんある。

まれに相性がよくない組合せもあって、その場合うまく動作しない可能性がある。

Leica Q2と相性がいいSDカードは何か?

検索しても残念ながらあまり情報がみつからなかった。また、ヨドバシカメラの店員さんに聞いてもあまり明確な情報は得られなかった。

発売されてまだ1年経っていないカメラゆえなのか。

Leica Storeで聞いておけばよかった。。

調べたところ、どうやらライカのカメラとSanDiskは問題無いとの情報があったので、Leica Q2も問題ないであろうと考えた。

購入してすぐ使ってみたが、問題なく使えて安心している。

64GBを選んだ理由

一般的には64GBの容量において、4K動画録画時間の目安は約112分程度。撮影枚数の目安は約1600万画素のケースで8000枚程度とのこと。

十分に思えるが注意は必要。

ライカQ2の画素数は4730万画素。DNG+JPEGでデータを残すと1枚あたりのデータは膨大。とても8000枚も撮れない。自身の運用にあうデータサイズの選定が必要。

さて、僕はSony α7で32GBを使ってきて不足を感じたことは少ない。一定期間ごとにハードディスクにデータを移し、カメラのSDカード内はどんどん消去していくため。
でも十分かというと、長期の旅行に対してはちょっと心もとない。そんな感じだった。

以上から、ライカQ2は画素数がSony α7よりも大きいため、倍の64GBにしておこうと考えた。

実際にLeica Q2に64GBのSDカードを入れてみて

LargeサイズのJPEGデータのみの撮影設定では2Kと表示される(ディスプレイ右下)。2000枚程度。

Leica q2 jpegのみ 64G何枚撮れる

LサイズのJPEG + DNGの撮影設定にすると493枚。

64BだとLeica Q2で何枚撮れるか

やはりRAW画像ファイルは大きいということ。でも僕は500枚もあれば十分。

SDXC?

ちなみに、SDHCはSD High Capacityの略。SDXCはSD eXtended Capacityの略。
ただ容量の違いだけによるものなので、32GBか64GBか128GBか、といった数字の方を考慮しておけばよい。64GBはSDXCになるので、パッケージにはそう記載されている。

速度UHS-IIを選んだ理由

UHSはUltra High Speedの略。
UHS-Iは104MB/sまで。UHS-IIは312MB/sまで対応可能。

転送速度といっても2種類ある。
読取り速度と書込み速度である。

カメラの連写性能を決めるのは書込み速度の方なので注意しよう。読取り速度は転送などの際に影響する。

これはSanDiskのウェブサイトに明記されている。

SanDisk website 書込み速度と読み取り速度

体感速度の感覚論

2013年にミラーレス一眼と一緒に買ったのが、下の写真の左のもの。

SDカード 比較 3つ

16GBで転送速度の記載はないが、Class10とあるので、10MB/s程度と思われる。

その後、32GBのものを買い足して使っていた(写真真ん中)。こちらは30MB/sとの記載があるが、読取り速度と書込み速度の違いはわからない。

古いスペックのものでLeica Q2で撮影すると体感するレベルでものすごく遅さを感じる。

DNG+JPEG設定で撮影すると、1枚撮って2-3秒?待つ感覚。
数枚連写したら10秒くらい待つ印象。

撮ってすぐに写真の出来栄えを確認したくても、キビキビ動かないのでストレスになる。

せっかくカメラが最高なのに、SDカードが貧弱では悲しい。SDカードもハイクオリティなものが必要である。

公式パンフレットには以下の通りUHS-II対応を推奨と書いてある。

Leica Q2 パンフレットカード

UHS-IIといっても、書込み速度が違う商品があるのでよく確認して購入するべし。

僕はUHS-IIで読取り速度300MB/s、書込み速度260MB/sのものを選定。

Sandisk extreme pro 裏面

ヨドバシカメラでSDカードコーナーの前で色々チェックした限り、なかなかのハイスペックと思われる。そのかわりお値段もそれなり。17,000円くらいした。でも妥協するところじゃないと考えたので迷いはなかった。

体感速度は劇的に改善

260MB/sということは、比較対象のカードが10MB/s程度とすれば20倍以上の性能を持つことになる。

実際にLeica Q2に入れて撮影してみたら、比較にならないくらい早い。

撮影後すぐに出来栄えを確認できる。

数枚程度の連写をやってみたが全然問題ない。もっと負担のかかる使い方をするかどうかわからないが、今後使ってみて能力の限界を感じるか気にしてみたい。

ちなみにSDカードをひっくり返してみると….

SDカード UHS-II違い

ピン(端子)数が違う。左と真ん中のSDカードは1列で9本。

UHS-IIの2列構成で下に8本追加されている。調べるたところによるとUHS-II対応機器はこの下8本を主に使っているとのこと。従来機器にUHS-IIのSDカードを差し込むと、上の9本が自動的に使われるといった仕組みらしい。

なるほど。勉強になった。

そもそも物理的な構造が違うので、対応していない機器にUHS-IIを使っても意味をなさないということか。

おわりに

Leica Q2のためのSDカードは何にするか?

この検討だけで半日くらいかかった。そのかわりここ数年のSDカードの進化を学ぶことができた。SDXCやらUHS-IIやら。

Leica Q2にUHS-Iだとどうなのか?といった検証はしていないので、その点を僕は記事にすることはできない。でもUHS-IIでかつ260MB/sの書込み速度があればサクサクであるということは言える。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

(2024.1.9追記:4年使用して、特段問題なくここまで使えてます)

ライカQ2周辺グッズ関連

さて、カメラもSDカードもいいものを揃えた。これでカメラ周りのアクセサリー関連購入は完了。その他のアイテムは以下を参考にしてほしい。

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Yo
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