9月の下旬に1歳の子供とグアムへ海外旅行に行ってきた。
子供が小さいと昼寝の時間も考える必要があり、ビーチやプールが部屋から近いというのは大きなメリット。
グアムにはビーチに近いホテルが多くあり、その中からHyatt Regency Guam (ハイアットリージェンシー グアム)を選んで3泊4日滞在したので、行ってみての感想をまとめておく。
なお、結論からいうと、総じてGoodな印象だった。
- ホテルの目の前がプール&ビーチ。子供を連れての部屋とビーチの行ったり来たりが楽。
- リージェンシークラブラウンジの使い勝手がとてもよく、外に出なくてもちょっとした食事をとることができる。
- スタッフはフレンドリーで、特に子供に対してとても優しかった
- 設備の老朽化は確かにあって、設備トラブルにあうリスクは少し高めかも。
それでは詳細を書いていきます。
アクセス
空港からタクシーで10分ほど。
タクシー代はチップ込みで片道25〜30USDくらいだった。
タモン湾に位置するこのホテルはビーチへのアクセスも抜群で、部屋からの景色も期待できる。
予約したプラン
ツアーは使わず、個人でBooking.comを通じて予約した。
Booking.comで調べるとたくさんの選択肢があってわかりにくいのだが、赤枠で囲った「クラブ キングベッド1台付」にした。予約詳細は以下の通り:
- 夫婦2+子供(1歳)
- キングベッドの部屋を選択(子供がゆったり寝れるように)
- リージェンシークラブ ラウンジを利用できるプラン※
- 依頼事項としてベッドガードをリクエスト
(数に限りがあるので、対応できないケースもあると予約直後に返信があった)
※リージェンシークラブ ラウンジとは?
リージェンシークラブでは、軽い朝食やドリンクサービスが提供されている。リージェンシークラブフロア(12〜14階)およびスイートに宿泊すると利用できる。
リージェンシークラブメモ
リージェンシークラブのラウンジ営業時間は7:00-21:00。
- コンチネンタルブレックファースト(7:00-10:00)ではパンやご飯(おかゆもあった)、サラダやベーコン等が用意されている。フルーツやソフトドリンクももちろんある。全自動コーヒーマシンもあったし、朝食はこれで十分という人もいるかな、というところ。
- イブニングカクテル(17:00-19:00)ではアルコール類(ビールやワイン等が飲める)や簡単につまめる食べ物が提供される
- ティータイムではソフトドリンクサービスがあるので、日中に訪れて休憩することも可能。
ラウンジ内への飲食の持ち込み、ラウンジからの飲食の持ち去りは固く禁止されている(当たり前といえば当たり前だが…)
ちなみに、利用対象外の人をラウンジに連れていきたい場合、追加料金を払えば最大4人まで利用できるそうである(事前に利用できるかスタッフに確認が必要)。
追加料金(子供は半額):
- コンチネンタルブレックファースト:25USD/人
- イブニングカクテル:40USD/人
- ティータイム:10USD/人
リージェンシークラブが利用できる部屋を予約したので、Booking.comのオプションで朝食料金US$29 (1名/1泊)とあったが僕はつけなかった。クラブである程度朝食もとれるとあったため。
3泊4日の金額
キングベッドでリージェンシークラブを利用できる部屋を木曜〜日曜まで予約。その宿泊料は:
- 1095USD (365USD/day×3)
- 1215.45USD (11% tax included)
金額は季節や曜日によって異なると思うので、参考まで。
ホテル Outside View
陸側から
いわゆるホテルらしいホテルと言える。
メインのホテルロードからエントランスまで少し歩くが気になるほどではない。
海側から
海側から見ると全ての部屋がオーシャンビューであることがわかる。
部屋 Inside View
14階の1428。
部屋は十分広いと感じた。
バスルームは部屋とつながっていて、戸を開ければお風呂に入りながら窓の外を見ることもできる。
上の写真はバスルームから撮ったもの。
子供が小さいので、キングベッドにして周りをベッドガードや丸めた布団、椅子などで子供が落ちないようにガード。寝るときは夫婦で子供を挟んでガード。
ベッドから落ちることなく無事4日間過ごせました。
メインの部屋からバスルームをとった写真はこちら:
バスルームとメインルームを遮る扉がある。
トイレや洗面台は以下のような感じ。
写真右手にあるように、セーフティボックスや棚も十分に用意されている。
部屋からのOcean View
もうこれはテンション上がる。
リゾートきたー!と言った景色。
プール・ビーチ
ビーチへのアクセス
ホテルから出ればすぐにプールがあり、それを抜けるとビーチに出れる。
この写真のイメージでいくと、ホテルから出ると写真の下の方に出てきて、そのまま写真上の方に歩いていく感じ。
プールを通過して海にアクセスする。
近い。
ちょっと遊んで部屋に戻ることも可能。
小さな子供連れにはここは大きなメリット。
タモンビーチ(Tumon Beach)
浅瀬が続く落ち着いたビーチで、子供がチャプチャプ遊ぶにはとても良い。
子供のビーチリゾートデビューにはもってこい。
こんなビーチがホテルの目の前に広がっている。最高である。
プールは何箇所も
以下の写真に収まっているエリアがハイアット・リージェンシーグアムのプール。
複数のプールやウォータースライダー、子供用の浅めのプールもあるので結構楽しめる。
休憩用の椅子も十分に用意されていたかな。
プール用タオルのシステム
チェックインをするとタオル引換え用のカードをもらう。チェックアウト時には返却する。
このカードをプールエリアにある受付に持っていくとタオルを借りられる。使い終わってタオルを返せばカードが戻ってくる。
なかなかいいシステムだなと思った。
受付の近くにはインコが何羽もいて、時々受付で仕事をしている姿も。。。
ホテル施設
ホテルにはいくつかのフロアにランドリールームが用意されていて、一回数$で使うことができる。小銭がいるのでホテル内で両替が必要だが、長期滞在する人にとって洗濯乾燥できる環境はありがたい。
食事
リージェンシークラブ ラウンジ
大変お世話になったラウンジをあらためてここで紹介する。
12FのREGENCY CLUBのオープン時間は以下の通り:
- 7:00AM-9:00PM
- Continental Breakfast 7:00AM-10:00AM
- Evening Cocktails 5:00PM-7:00PM
入口でルームナンバーだけ聞かれるので番号を伝えると入れる。
朝食はパンやサラダ、果物、ご飯やお粥もあった。もちろん種類は多くないけれど、普通に朝食が取れちゃうぐらい。
子供にはお粥や玉子焼きやフルーツもあげられたので大変ありがたかった。
全自動コーヒーマシンまであってカプチーノもいただけた。
夕方は軽食(チキンやサラダなど)をとれてお酒も飲めるのでとても賑わっていたかな。
事前に調べていたところ評判にも色々あったけど、あまり期待していかなかった分、結構いい印象。
朝と夕方の時間帯以外も開いていて、コーヒーは飲めたし、クッキーもちょっといただけたのでGoodな場所だった。
また、リージェンシークラブには電子レンジもある。
飲食物の持ち込みは基本禁止だが幼児用の食事はオーケーか聞いたらOKと行ってくれたので、ここで日本から持ってきた離乳食を温めて食べさせてあげることもできた。
ホテル内のレストラン
今回利用しなかったが、ホテル内にいくつかレストランがあり、天気が悪い場合は外出しなくても十分食事がとれる。
外食
ホテルから街のレストランへのアクセスも悪くない。
下の写真はハイアット・リージェンシーの入り口の通り。写真一番下がホテルのエントランス。写真上に向かって数分歩くと、左右に走っているホテルロードにぶつかる。この通りの向こう側にもいくつかお店があった。
通りに出て上の写真で左に向かって歩くと、街の中心地に入っていく。
日本人が多いからか、ところどころに日本語を見かけるが、ここはグアム。
車の車線が左右違うけど、違和感なく街は歩ける。
各ホテルの1〜2階に入っているレストランもあるし、ショッピングセンターに入っているレストランもある。レストランの数はそこそこあるので、迷わないためにも行きたいお店をあらかじめ調査しておくとよい。
ホテルの対応
ベッドガードの話
部屋に入ったところ、まず依頼していた子供の落下防止用のベッドガードが付いていなかった。
数に限りがあるとのことだったのでダメだったのかなと思ったが、ホテルスタッフに聞いてみたところ設置可能だったらしく、すぐにベッドガードを持ってきて取り付けてくれた。
とにかく聞いてみるに限る。
掃除の話
一泊して2日目の午前中、部屋の掃除が入らないなぁと思ったら、どうやらカードを外側にぶら下げておく必要があるらしい。
こんなやつ。
「MAKE UP ROOM PLEASE」
タオル交換とゴミ箱だけはキレイにして欲しかったので、たまたま出会った掃除中のスタッフにそのようにお願いしたら対応してくれた。
水回りの話1
シャワーは30秒〜1分くらい出し続けるとお湯になる。水からお湯になるまで少し待つ。
それ以外は特に困ったことはなかったかな。
浴槽については、水圧十分で結構勢いよく出てすぐにお湯を溜められたので助かった。
水回りの話2 天井から雨漏り
3日目の夜10時になってから部屋の天井から雨漏りが発生。
そのタイミングで雨は降ってなかったし、14階の上には客室はないっぽいので配管からの漏れだったのかもしれない。
フロントに伝えたら、エンジニアが来るとのことだが、子供がスヤスヤ寝ているのでどうかquietlyにknockしてくれと頼む。
でも心配でドアの外でエンジニアが来るのを待つことにした。
待つこと10分ほど。
こちらが伝えた情報はそのエンジニアに伝わっておらず勢いよく部屋に入ろうとする。
My daughter is sleeping! といってそこはなんとか理解してもらう。
部屋の雨漏りの状況を見たら
I need to go to the roof.
とのこと。14階の上は屋根らしい。
部屋の外でエンジニアの帰りを待つが、戻ってこない。
….
ここでまさかの展開。
トゥルルル!
!?
なんと部屋の中で電話が鳴る。
子供が寝てるって言ったのに!
まぁきめ細やかなサービスは期待してはいけない。向こうも悪気があって電話しているわけではない。
焦って妻が出るも電話が切れたので掛け直す。
幸い娘はスヤスヤ寝ていて助かった。
相手はサービスマネージャーだった。部屋を6階に変われるよ、とのことだったがベッドはグレードダウンするとのこと。
ベッドガードをお願いしたらつけてくれるとのことだったが、最終日であり雨漏りもなんとか我慢できるレベルだったのと、荷物もパッキングし直しはやっぱり大変というのもあり、我慢してステイすることに。
ステイする代わりにレイトチェックアウトさせてもらえないか、と確認したら1hrはOKにしてくれた。
なお、これらは全て英語でのやりとり。(日本語がどれくらい通じるのかはわからない。)
オーストラリアに住んでいたときに散々英語でトラブル対応した経験がここに来て活きるとは。。。
その他
スタッフの対応
基本的には皆フレンドリーでいい人ばかりだった。
あまり悪い気分になったことはなかったかな。
とくに、みなさんキッズフレンドリーな感じで、子供にとてもよくしてもらえた。
空調
これはホテルだけに限らないが、基本空調がガンガンに効いている。
特に雨・曇りの日の室内は寒く感じた。
寒さが気になる人は羽織るものは必須。
ついでに、寒がりの人なら、寝るときに着る服も念のため長袖も持っていった方がいいかも。
部屋の空調止めても寒さを感じるくらいだったので。(部屋の外の廊下はキンキンに冷えていたり….)
Wi-Fi
チェックインの際にIDとパスワードを教えてもらえる。部屋でのWi-Fi使用にあたって特段の問題は発生しなかった。普通に使えると思います。
まとめ
ハイアット・リージェンシーグアムに1歳の子供と夫婦で3泊して実感したこと。
いいところ
- ビーチに近い(移動が楽。ちょっと遊んですぐ戻る、が可能)
- リージェンシークラブ ラウンジはとてもありがたい(近いし食事もとれるし電子レンジあるし…)
- スタッフ対応はGood(グアムの人は特にキッズフレンドリー)
よくないところ
- 設備の老朽化は否めない
- 設備系のトラブルリスクはあり
金額は、リージェンシークラブの金額を考慮すればこのくらいかなと思う。特に不満な点はない。
雨漏りなど少し残念に思うことはあったけど、総じて大変お世話になりました。ありがとうございました。
以上、2018年9月に訪れたときの経験談でした。
これは僕個人の感想であって、万人の方全ての見解ではありません。よくない口コミもいい口コミもあるかと思います。
僕の宿泊記がHyatt Regency Guamを検討されている方に少しでも参考になれば幸いです。
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- グアムのタモンビーチ沿いでオススメのレストラン、Tasi Grill(タシグリル)。景色も味も素敵でした
参考
旅行のプランで参考にした本はこちら: