毎年書いているその年に買ったもの・手放したものシリーズ。
一年間を振り返ってみよう。。
買ったもの
人生で最も買い物にお金を使った一年。
Leicaレンズ:Apo summicron-M 35mm/f2
ライカのアポ・ズミクロンMの35mm。このレンズは製造が難しいのか需要に対して供給が全く追いついていない。僕のケースでは予約から1年くらい経って、忘れた頃に入荷連絡が届いた。
目玉が飛び出るくらい高い製品ではあるものの、質感・クオリティは圧倒的。ちょっとクセはあるレンズとは思うけど。一生モノとしてガンガン使っていくつもり(2022年はこのレンズでたくさん写真を撮った。)
記事:アポ・ズミクロンM f2/35mm ASPH. を使ってみて。
ライカレンズ:Summilux-M 50mm/f1.4 ASPH.
このレンズを買ったのも2022年。
1月の仕事のストレスMaxで頭のネジが外れた状態のとき、勢いで購入。50万円を超えるレンズ。ライカさんは最近値上げ傾向にあるのでタイミングとしては悪くなかったのかも。
写りに特徴があるタイプのレンズなので好みがあると思うが、僕にはドンピシャ。
被写体を浮かび上がらせるような立体感、美しいボケ味、絵画的な描写。最高。子どもを撮ることが多いのだが50mmのこのレンズは相当にお気に入りのレンズとなった。衝動買いがいい方に行ったパターン。
記事:Leica Summilux 50mm f1.4 ASPH.を購入。ファーストインプレッション。
ただ、このレンズ購入がきっかけでSummicron50mm 3rdを手放すことになる(後述)。
iPad Pro 12.9インチ
4年使ったiPad Pro11インチ(2018)を買い替え。
性能は上がっているし、ディスプレイもXDRを使ってみたかったのが大きい。写真を大きな画面で見たくて、というのもあって12.9インチにした。
2ヶ月ほど使ってみた印象だが、大きい。
後悔はしてないんだけど、ドンピシャ感もなくて、次買うなら、Macbookもあるなら、iPadはやっぱり11インチでいいかなーと思っていたりする。ディスプレイは最高のものを11インチにも載せて欲しいかな。。
これを買ったからといって、あんまり生活そのものは変わってない。それだけiPadが生活の一部になっているということでもある。
記事:iPad Pro 12.9 2022 1TBを購入。選定の理由と開封・移行のメモ
双眼鏡 Nikon Monarch M7 8×42
星が見たくて、購入した一品。
初めて本格的な双眼鏡を手に入れたが非常によく見える。
毎晩月を探すようになった。
子どもと月のうさぎさんをいつも眺めている。これをもって星空鑑賞に行きたい。
記事:双眼鏡を買った理由、Nikon Monarch M7 8×42を選んだ経緯。
Porter Tanker Daypack 10L
人気のポータータンカーシリーズ。7Lを元々使っていたが10年近く経過、さすがに劣化も目立ってきたので買い替え。子どもの荷物も入れるようになったので大きい10Lにした。
後日記事にしたいと思うが、モノが入ってないときのシルエットが崩れるのと背負心地が良くなくて、実は使用頻度が落ちている。
モノ選びって難しい。
記事:長く愛用したリュックPorter Tanker Daypackの入れ替え。Many Thanks and Welcome。
Cote&Ciel ISAR S ブラック
10月に首を痛めたのがきっかけで、背負い心地の良いリュックを再調査。
10LのPorter Tanker Daypackは荷物が少ないと型崩れするのも気になっていた。
形がしっかりしてて、背負い心地も悪くなくて、あとデザインもよくて、というリュックで、、と探して結局たどり着いたのがCote&CielのISAR S。
以前ISAR Mグレーを使ってたのだが、重さがネックで(確か1.5kg程度)手放してしまった経緯がある。今回はSサイズ、1kg程度の重さ。
一定期間使ってみての感想はそのうち書きたい。
ドリップコーヒーセット(ミルとドリッパー他)
3月頃に隔離期間含む2-3週間の海外出張があったので、ドリッパーとミルを1セット購入。
ドリップを始めるきっかけにもなった。その後あれよあれよとグッズが増え、抽出時間を計測でき0.1g単位で量れるスケールからコーヒーポットまで。。
2022年後半の今、ドリップの方が飲む機会が増えているのだから人生わからない。
数ヶ月間浅煎りのドリップ用コーヒー豆を探し、今はFUGLENの豆をいつも購入している(FUGLEN COFFEEの浅煎りで美味しいドリップ用コーヒー豆。)。
手放したモノ
入ってきたモノの数と比較し、今年は出て行った数が少ない。
Leicaレンズ:Summicron 50mm 3rd
バースイヤーレンズ(製造年が自分の生まれ年)であり、M-10R Black Paint購入時に揃えたレンズ。
思い入れはあったし、写りも申し分ないのだが、如何せん前述のズミルックスを買ってから使用頻度が激減。悩みに悩んだ末、使ってもらえる人のところに行った方がいいと判断し手放した。
記事:ありがとう。Summicron-M 50mm 3rd。レンズは光を取り込むためにあると考えて。
当時の記事には書いてないが、買取価格はお店によって結構違ったので、売るときは何箇所か見積もりをとると良いと思う。
特別枠:買ったけどすぐに手放したモノ
2022年に買って、2022年に手放したモノ。いわゆる買って失敗したモノ。
SIGMA fpL
色がどうしても合わなくて手放すことにした。
誤解されないように最初に書くが、カメラが悪いわけではない。僕が勝手にライカレンズと組み合わせたら手持ちのレンズと相性が良くなかったという話。
これを機にめちゃくちゃカメラについて勉強した。
レンズが光を取り込むところからセンサーを介して画像データになる一連の流れまで。いい勉強になった。。
関連記事:SIGMA fp Lを手放すことに。Mレンズで好きな色が出せず。。
まとめ
今年は例年に比べて買ったものの方が多い。使ってないものはほぼ手放してあるということかも。
買ったものはホンモノばかりで実力者揃い。ライカ最高峰のレンズ2本だったり、iPad Pro、双眼鏡たちもハイレベルの製品。
しかしカメラな一年だったなと。。通常ブログ書く人の買ったものシリーズって「これおすすめです」の趣旨もあると思うのだけど、ライカレンズは意味わからない価格帯なので写真へ相当な覚悟がないと買えないし、安易にお勧めするものでもない。「写真とカメラの沼にはまり、いろんなことにこだわり続けたらたどり着いた場所がここでした」的な趣旨に今回はなっている気がする。
これまでの経験上、いいモノは飽きないし素晴らしい経験をもたらしてくれると感じているのが大きい。
ただ、金額は今年が過去最高かも。仕事ばかりで相当なストレスだったという言い訳だが、その買ったもので人生豊かになった部分もあるので、後悔はない。レンズは丁寧に使えばずっと愛用できるし。
ただ、来年はモノじゃなくて経験にお金を使いたいかな。
そのためには時間が必要なのだけれど。
過去のまとめ記事
- 2018年買ってよかった、生活を豊かにしてくれたモノたち(2018.12.15)
- 2019年。当ブログと自分自身のまとめ。買ってよかったもの、手放したもの、他。(2019.12.31)
- 2020年に買ったもの、手放したもの(2020.12.26)
- 2021年に買ったもの・手放したもの。考察。(2021.12.31)