オーストラリアのウルル(エアーズロック)へ旅行するときに知っておいた方がよいと思うポイントをまとめたいと思う。
これが正解!というものはなくて、何を見たいのか、旅の資金、日数、個々人の体力、だったりで最適なプランは異なるもの。
9月に訪れた僕の経験に基づく以下の記事や、今回の記事がウルルへの旅を検討している人に参考になれば幸いである。
ウルル(オーストラリア)旅行記。4日間の旅程とおすすめポイント。レンタカーを駆使して旅を充実させる
1.訪れる時期
一般的には4月〜11月がウルルを訪れるにはいい季節とされている。12月〜3月はオススメされない。
理由は気候。
南半球に位置するオーストラリアは日本とは夏と冬の季節が逆。12〜3月はとても暑い。
ちなみにオーストラリアの北部準州は基本的に四季がなく、乾季と雨季に分けられる。オーストラリア大陸中央部に位置するウルルは砂漠気候。
乾季はカラッとした気候が続き朝晩は寒いくらいだが、日中は気温が上昇し暑いくらい。
雨季は湿気も多く気温の上昇も激しい。森も林もないウルルに気温が非常に高い時期に訪れるのはなかなか厳しいというのがおすすめされない理由の一つ。
もう一つ、12月〜3月のウルルがオススメ出来ない理由はハエ。経験した方の話を聞いたが、これはもうとにかくすごいらしい。
僕がウルルを旅行したのは9月中旬だったけど、タイミングはベストだった。
ハエはほとんどいなかったし、気候も悪くなかった。
2.ホテルやレンタカーの予約はお早めに!
エアーズロックリゾートのホテルの数は限られる。そして高額。
リーズナブルな部屋を探すなら、とにかく早く計画すること。
僕は1.5ヶ月前くらいになんとか部屋を見つけようとしたが、良さそうなところはほとんど埋まっていた。レンタカーも人気なので、ベストシーズンに訪れるなら早めの予約を心掛けよう。
3.ツアーかレンタカーか
海外での運転は若干ハードルが高いかもしれないが、オーストラリアは日本と同じ左側通行。
また、ウルルでは東京のような狭い道もなければたくさんの車も走っていない。山道もない。なので運転そのものはそれほど難しくはない。国際免許を取ってトライしてみる価値は大いにある。
レンタカーでの旅を経験した僕からレンタカーのメリット・デメリットをお伝えする。
レンタカーのメリット:
- フレキシブルに予定を計画可能:天候の状況や体調による当日のスケジュール変更が容易
- あ!あそこに寄ってみよう、という思いつきを実行できる
- ツアースケジュールに縛られない:自分のペースで旅行できるのが◯。特に、ウルル・カタジュタ・キングスキャニオンのウォーキングは歩くペースやルートによって必要な時間が全然違う。集合時間の縛りがなければ寄り道するのも自由。焦る必要がないのだ
- ツアーよりも安く旅を楽しめることが多い
レンタカーのデメリット:
- 旅行の計画は全て自分で行う必要がある
- 運転手の休憩確保が重要。ウルルからキングスキャニオンまで片道約4時間。一人だと結構厳しい。僕は夫婦で運転を交代できたけど、運転手一人では体力確保が重要になる
- 移動はほぼ車になるので、運転手はお酒を飲めない。ウルルのサンセットをながめながらワインを…みたいなことができない
- ツアーガイドがつかないので、細かい説明はうけられない
ウルルの旅行なら僕はレンタカー派。
大自然を自分のペースで楽しみたいならレンタカーがおすすめ。ただ、異国の地でガイドがつく安心感はないので、自分の旅行スタイルを考慮して計画を立てよう。
4.現地でのアクティビティ
思いつく限りのアクティビティをリストアップしてみる。
- Uluru-Kata Tjuta Cultural Centre (ウルル-カタジュタ文化センター)
- Uluru Sunset Viewing Area
- Uluru Sunrise Viewing Area
- Uluru Walking Trails
- Helicopter Flight
- Stargazing tour
- Kata Tjuta Viewing Area
- Kata Tjuta Sunset Viewing Area
- Kata Tjuta Valley of the Winds (カタジュタ風の谷2.5 – 4時間ウォーク)
- Kata Tjuta Walpa Gorge (1時間ウォーク)
- Kings Canyon Walk (6km 3.5時間)
- Kings Canyon Creek Walk (2.6km 1時間)
カタジュタの風の谷とキングスキャニオンウォークは気温が高すぎると閉鎖されてしまう。朝早めにウォーキングルートに入って気温が上がらないうちに歩くよう計画しよう。
大自然を楽しむための場所やアクティビティが沢山用意されているので、満喫したい。
5.服装(in 乾季)
僕がウルルを訪れた9月は、朝晩は寒く、日中は普通に暑いといった気候だった。
基本ダウンジャケットを羽織り、熱くなったら脱いで腰に巻くといった対応をとった。カタジュタの風の谷は風が強い日だったのもあってとても寒く、日中も僕はダウンジャケットを脱がなかったくらいなので、どんな気候にも対応できるよう準備しておくとよい。
靴
何時間も歩くことになるので、とにかく靴は履き慣れたものを。
ウルル、カタジュタやキングスキャニオンは岩や砂利の上を歩くので、安定感のあるシューズを選ぼう。
ハエよけ
9月はほとんどハエよけが必要ないくらいハエが少なかった。けれど行く季節によってはマストアイテム。
とにかくハエの数がすごいとのこと。
僕は念の為空港で購入しておいたハエよけを持っていった。(が、使わなかった)
まとめ
僕の経験にもとづくアドバイスを5つにまとめてみた。
ウェブ上では、気温が安定している3〜5月と9〜11月をベストシーズンとするサイトもある。ハエが嫌なら7月や8月がベストだし、人それぞれベストと感じる時期が違うかも。9月に行ったのは本当に正解だったと思っている。
この記事がウルルへの旅行を検討している方に少しでも参考になれば幸いです。
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