おしゃれは足元から、という。
全体のバランスを考えたときに、靴のセレクトはとても大切になる。
また健康を考えたときも、歩く際にかかる負担は小さくないので靴の果たす役割は大きい。例えばだけど、靴底が偏ってすり減ったまま履き続けるのは見た目の上でも健康上も好ましくない。
清潔かつ状態のいい靴を履くことは色々な面で大切。
子供が生まれてからは、脱ぎ履きのしやすさからオフの日はスニーカーのスリッポンが多くなっているが、僕はもともと革靴が好きでプライベートでもよく履いていた。春秋は、テーラードジャケット+お気に入りのジーンズ+レザーシューズというパターンが多めだった。
革靴を何年も新規購入していない理由
僕はここ数年(多分8年くらい)革靴を新しく買っていない。通勤はスーツで毎日革靴をはく必要があるのだが、複数の革靴をローテーションしながら丁寧に履き続けている。
なぜ長持ちさせることができているのか?
理由は、ずっとメンテナンスしながら履き続けているから。
- 一日履いて家に帰ったらシューツリーを入れてあげる
- 同じ靴を2日連続で選ばない
- 革は定期的に汚れを落としてクリームを塗りいい状態を維持
- カカトがすり減ってきたら、ソールを交換
- 雨の日は雨の日用の靴をセレクト
などなど、色々と気をつけていて、黒の革靴は3足、茶を2足ローテしながら日々を送っている。
ソール交換に出したりすると何日も戻ってこなかったりするので、ある程度の予備は持っておく必要がある。ミニマリストを目指すからといって1足だけにしてしまうのは僕はオススメしない。ローテできるだけの数は必要。
シューツリー(シューキーパー)を入れることの重要性
シューツリーを入れることによって、靴の型崩れを防ぐことができる。
また、1日履いて汗で蒸れた靴の湿気を吸収する効果もある。
シワを伸ばした状態でクリームを塗った方が良いため、ここでもシューツリーの役割は重要。
靴を磨くことの重要性
定期的に汚れを落とし、クリームを塗って革に栄養を与えてあげることは言うまでもなく重要。
それに加えて、この作業が靴との対話になり、気付きのきっかけになる。
「ああ、靴底はそろそろ張り替えどきだな」とか。
「靴紐が擦り切れているから切れる前に交換だな」とか。
持ち主がコミュニケーションをとって丁寧にメンテしてくれたら、靴もきっと喜ぶ。
モノにも想いを。
靴を大切にしているかどうかは、その人の足元を見ればすぐに判る。
おわりに
おしゃれは足元から。
あなたの靴は大切にされていますか?
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