僕はエスプレッソが好きだ。
かなりの頻度で飲んでいる。
スターバックスがどこの街でも見られるようになりつつあり、日本でもエスプレッソ系のコーヒーを楽しめるところは増えている。
しかし、「エスプレッソ」という飲み物を楽しんでいる人はいったいどれくらいいるだろうか?
エスプレッソとの出会い
エスプレッソに初めて出会ったのは海外旅行でイタリアに行ったときだった。
イタリア人はエスプレッソを愛し、街中至る所にBarというカフェがあってクイッとエスプレッソを飲むのが日常だそうだ。
せっかくイタリアを訪れたのだから、と試してみたエスプレッソが旨かった。
美味かった。
もちろんイタリアの街の雰囲気がそのエスプレッソを美味しくしてくれていた可能性もある。
だけど間違いなくあの味はすばらしかったし、本物だったんだと思う。
オーストラリアでのカフェ文化との出会い
僕は2年半ほどオーストラリアに住んでいた。
オーストラリアの方々もまたコーヒーが好きである。
大きな街の都心部を歩いていると、コーヒーカップを片手に持ちながら歩くビジネスパーソンに多数出くわす。初めて訪れたときはそれが不思議で、そんなにコーヒーが好きなんですか、美味しいんですか?と聞きたくなった。
そう、そんなに好きなのだ。
そう、美味しいのだ。
オーストラリアには街の至るところにカフェがある。しかし日本のようにStarbucksやドトールのようなチェーン店ばかりではない。
個性的なカフェがところどころにあって、むしろチェーン店はあまり見かけないほど。それぞれのカフェはコーヒーのクオリティにも力を入れていて、人気店には行列ができていたりする。
エスプレッソベースのカフェラテやカプチーノを飲んでいる人が多いイメージだったかな。
オーストラリアに住んでいた2年半、コーヒーについてたくさん勉強させてもらった。
下の写真にも写っているけど、Coffeeの本も現地で購入した。
僕は家でも美味しいコーヒーを飲むために、まずとっかかりとしてコーヒーミルとエスプレッソポット(ストーブトップ)を購入した。
ストーブトップ・エスプレッソ
カフェに行くと大きなエスプレッソマシンが使われている。あれは高価だし、一般の人が手を出すにはハードルが高すぎる。
しかし、家でも簡単にエスプレッソを楽しむことができる方法がある。
ストーブトップエスプレッソというやつだ(直火式エスプレッソポットとも言うし、モカポットとも言う)。
厳密にはエスプレッソを抽出する圧力が違うが、それでも美味しいコーヒーが飲める。
手動ミルと直火式エスプレッソメーカーで手間かけて美味しいコーヒーを楽しむ流れを紹介
なお、もう少しいいのが欲しくなったら、家庭用のエスプレッソマシンがおススメ。
僕は2017年に日本に帰国した後にデロンギのグラインダーとエスプレッソマシンを購入した。美味しいエスプレッソを飲める日々に非常に満足している。
コーヒー豆もたくさん試して自分の好みのものを見つけよう
せっかく手をかけてコーヒーを作るのだから、もう少しこだわりたいところ。
コーヒー豆もいいものを選ぼう。これは好みがあるので一概には言えないが、オーストラリアで出会ったCampos CoffeeかSeven Seeds Specialty Coffeeは美味しかった。
僕は日本に帰任する際に、現地のカフェでCamposのコーヒー豆を数袋買って帰ったほどだ。コーヒー好きのご友人にオーストラリアのコーヒー豆をお土産にしたら喜ばれるかもしれない。
簡単には手に入らないが、Seven Seedsのコーヒー豆は注文して日本までの郵送に対応している。
コーヒーミルも手に入れよう
挽きたてのコーヒー豆の香りは本当にステキである。
これから飲む1杯のために挽く。そしてそのフレッシュなコーヒーをつくる。
うん最高だ。
コーヒーミルには手動タイプや電動タイプ、多岐に渡る。手動タイプなら比較的お求めやすい価格で手に入れることができる。
エスプレッソを飲むときに大事なこと
エスプレッソの楽しみ方はGoogleで検索すればたくさんの素晴らしいウェブサイトが解説してくれている。
ここでは以下の幾つかのポイントだけ記載しておこう。
- 香りを楽しむ
- 砂糖を沢山入れる(僕の好みは6g程度)
- すぐに飲む(エスプレッソが新鮮さを失う前に)
エスプレッソをそのまま飲んでしまっても、ただ苦いだけ。たっぷり砂糖を入れるのが正しい飲み方である。お好みの砂糖の量は何回も試して自分自身のベストな分量を見つけてほしい。
また、ゆっくりと時間をかけて飲むものではない。新鮮さを失う前にクイッと飲むのが正解。
おわりに
エスプレッソの味が合わないという人もいるかと思う。そういう方は別の飲み物を楽しんでいただければ幸い。
ただ、試したこともない方にはぜひ一度どこかのカフェでエスプレッソを試していただきたい。
この美味しさ、気づかないままというのはもったいないなと思うので。
そして気に入ったら自宅でエスプレッソを飲んでみてほしい。我が家がステキなカフェになるだろう。
日本にずっと住んでいたらエスプレッソの美味しさには気付かないままだった。海外旅行や海外生活がその後の生活を変えてくれたいい例かな。