僕が学生時代に購入したSOMET(ソメ)のストレートジーンズ。
購入したのは2006年頃、ずいぶん前になるのかもしれない。
実はあまり穿く頻度が高くなくて、色落ちがなかなか進んでいかない。でも捨てられない、そんな不思議なジーンズ。
シルエットの良さ、股上の浅さが15年も前のジーンズとは思えないシャープさ。そして所々にこだわりが現れる作り込まれたディテール。そんな魅力がこのデニムにはあると思う。
少しずつ穿いてきた結果、色落ちも進んでいるので紹介したい。
なお、このデニムは14.5oz。今のSOMETのウェブサイトをみると13.8ozと書かれているので、同じ生地ではない模様。
濃いインディゴ状態のSOMETストレート
過去の写真を探してみると、まだインディゴが濃いときのものが残っていた。2008年頃に撮ったもの。
パリッとした雰囲気が残る。
リジッドの状態の質感もなかなかだったと記憶している。
シルエットは股上かなり浅めのストレート。
バックポケットが低めの位置に設計されていて、足が長く見えるような気がする。もっと短めに裾上げした方が良い気がする、15年前の自分に伝えたい。
2020年4月時点の色落ち進捗
それでは最近の色落ちを写真を中心に見ていこう。
Over View
まずは正面から。
全体的に色落ちが進んでいる。
生地が厚いからなのか、耳のアタリは強く出ていない。のっぺりした感じ。
続いてバックスタイル。
膝裏ハチノスはちょっとだけ見て取れる程度。
Details
次はフロント周り。
ボタンの形状やステッチはビンテージのそれとは違ってSOMETのオリジナルな雰囲気。
次の写真でも見てもらいたいのが、ベルトループの厚み。
いい色落ちが現れている。なお、ストレートモデルはセンターのベルトループがオフセットされている。
SOMETのパッチは白レザー仕様。
ベルトの色が移ってしまっているが、それにより型押しのSOMETの文字が読めるようになった。
ポケットは補強布が当てられているようで、色が落ちてくるとその存在が目立ってくる。
裾はチェーンステッチ仕上げ。ウネウネな色落ち。赤耳の赤は濃いめ。
裏から見ると、生地が少しベージュがかっているのがわかるだろうか。ダークな色落ちになるといった文章も読んだことがあるが、僕の場合、綺麗に白く色落ちしていく。これはSOMET SLIMの時もそうだった。
最後に生地の色落ち感を。
縦に長い整った縦落ちといったイメージ。伝わるだろうか。ビンテージっぽい感じではないと思う。この辺りは好みの問題かしら。
おわりに
さて、どのくらい需要があるかわからないSOMET ストレート14.5ozの色落ちレポート。また何年か経って色落ちが進んだら更新するかもしれない。
さらに細身のジーンズを探しているのなら、SOMETスリムジーンズの方も見ていただくと良いと思います。