レザーフリー。Appleが昨年レザーの製品をやめたのは記憶に新しい。カーボンフットプリントを低減(温室効果ガス削減)することが目的のようだ。
他にも、ここ数年前にヨーロッパでもレザーフリーの動きがあった。動物に対する考え方もある模様。
いろんな意見があり、じゃあ革靴を無くそうって話になるんでしたっけ、とか思うし、レザー全てが必ずしも悪いとは思わないけれど、なんとなくそれ以外の製品も選択肢として持っておきたいなと思っていたところ。
雰囲気を変えたいのもあって、時計のバンドを変えようと思うに至った。
今愛用している時計はイタリア海軍用に供給されていた歴史があり、ミリタリーテイストがよく似合う。
これまで、ベルトが劣化しやすい夏は安価なNATOベルトを使っていたりした(過去の記事:NATOストラップ × パネライルミノール。ベルト交換で時計の新たな一面を引き出す)
しかし、ぽってりとした形状のこの時計とはバランスが悪い。NATOベルトは時計と腕の間にベルトを2枚通す必要があるため、鉛直方向に重心が上がってしまう。その上、生地も薄めなものだと不安定さが残る。
そこで、NATOベルト以外のナイロンベルトを探し、見つけたのがこちら。
到着したものはこちら:
腕周りのサイズを伝えると、それに合わせてオーダーメードしてくれる。
注文から到着まで2-3週間必要なようだが、今回2週間程度で届いた。
サイズはドンピシャ。
とても素晴らしい仕上がり。
グリーンは手元で見ると少し淡めの色味。これはこれで。
ベルトは二重で分厚い。硬さは使っていくうちに馴染むか。
サポートなしでも自立するほど。
時計の文字盤がグリーンに近いので、あらためてカーキと相性が良いなと。10年以上共に時を刻んできたが、非常に信頼感のある時計。引き続きタフに使っていければと思う。
このベルトが長期使ってみてどうなのか、はまた数年後。