2020年。
貧富の差が広がり国民から不満が溢れる国も一つや二つではなく。
世界の人口は増え続け、未来はどうなっていくのか不安も残る。
一方日本は人口が減少し続け、高齢化は進み、こちらの未来もどうなっていくのか。
トランプ大統領はアメリカを、世界をどこに導くのか。
香港の将来はどうなってしまうのか。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響。世界中に大きな影響が出ている。昨日まで勢いのあった観光業界が大打撃を受けてしまう、そんな恐ろしさ。
テクノロジーは進化して、世界中の人と繋がれると思われるほどなのに、世界は分断しつつある。
未来は見通せず、明日はどうなるのかわからないそんな時代。
一方、身近なところで見ればパワハラやら働き過ぎやら、いきすぎた批判やら、そういった話題は尽きない。
多くの人がストレスを抱えているように思える。
自分の未来はどうなってしまうのか。
僕はきっと恵まれた環境にいるけれど、それでもストレスフルな日々であり、油断するとイライラが限界を超えそうなほど。家族といるときはそれは出さないように気をつけているけれど。
前置きは長くなったが、僕を支えてくれている、こんな時代だからこそ心に響く曲があるので紹介したい。
全てMr.Childrenの楽曲。名曲は無数にあるが、こんな時代に聞きたい曲をいくつか選びました。
プレイリスト
1.CENTER OF UNIVERSE
2.足音 〜Be Strong
3.ヒカリノアトリエ
4.overture
5.蘇生
+α エソラ
それでは各楽曲のいいところや選んだ理由、ヘビーローテする理由を書いていきます。
解説
なぜこの曲を選んだのか。心にささる歌詞を紹介させていただければと思う。
CENTER OF UNIVERSE
「今僕を取りまいている 世界はこれでいて素晴らしい」
から始まるこの曲。最初に気づきをもらうため、一番手にしている。
どんな不幸からも 喜びを拾い上げ
笑って暮らす才能を誰もが持ってる
2000年の曲だけど、今も時代に聞いても心に響く歌詞。
こんな時代だからこそ、価値を増す一曲なのかなと思う。
この曲について書いた過去記事はこちら:悩んだ末に出た答えなら15点だとしても正しい。Mr.Children CENTER OF UNIVERSEの歌詞に救われる
足音 〜Be Strong
どんな人にだって心折れそうな日はある
「もうダメだ」って思えてきても大丈夫
もっと強くなっていける
今という時代は 言うほど悪くはない
また一歩次の一歩靴紐を結び直して
歌詞もメロディもスケールの大きな曲で、うまくいってない状況から次の一歩を踏み出す勇気をもらえる歌。
正直この曲が発売されたばかりのとき、僕はしっくりきてなかったのだけど、最近はひたすらリピートしている。
うまくいってないときに聴くと、印象も違ってくると思う。
例えば雨雲が 目の前を覆ったって
また日差しを探して歩き出そう
前向きになれる歌です。
ヒカリノアトリエ
大量の防腐剤 心の中に忍ばせる
晴れた時ばっかじゃない
湿った日続いても腐らぬように
心が腐りそうな時もあるし。
薄暗い雲が心を覆う時もあるよね、と。
誰の胸の中にだって薄暗い雲はある
その闇に飲まれぬように
今日をそっと照らしていこう
そんなことはわかった上で、それでも前を向うといったメッセージを感じられる曲。
ダークな部分に落ちるだけ落ちたいときに聴くにはちょっと眩しすぎるけど、前を向きたいときに聴くなら本当にオススメ。
こんな時代に生きているけれど、明日を変えて行くなら「今」ですよ、と教えてくれる歌詞。
過去は消えず未来は読めず
不安が付きまとう
だけど明日を変えて行くんなら今
今だけがここにある
きっと
虹はもうここにある
もう素晴らしすぎて、何回も聴いてしまう。
Overture
最後の「蘇生」につながる曲。
ここからまた復活するぞ、という助走のために入れている。
蘇生
最後は世の中のことを憂うわけでなく、自分のことを歌った歌。
そう何度でも 何度でも
僕は生まれ変わって行ける
そしていつか捨ててきた夢の続きを
ノートには 消し去れはしない昨日が
ページを汚してても
まだ描き続けたい未来がある
自分自身で変えていくんだ、そんな気持ちをもらえる歌詞。
叶いもしない夢を見るのは
もう止めにすることにしたんだから
今度はこのさえない現実を
夢みたいに塗り替えればいいさ
そう思ってんだ 変えていくんだ
きっと出来るんだ
エソラ
最後はおまけというか、この流れで一曲加えるなら、エソラをお勧めしたい。
キラキラした曲なので、少し心が闇に入っているときは気分に合わないかもしれない。でも前向きに考えられているとき、この曲をきくとパワーをもらえるはず。
天気予報によれば 夕方からの
降水確率は上がっている
でも雨に濡れぬ場所を探すより
星空を信じ出かけよう
雨に降られたら 乾いてた街が
滲んできれいな光を放つ
心さえ乾いてなければ
どんな景色も宝石に変わる
曇空とか雨とか、そういう時もあるけれど、「心さえ乾いてなければ」という言葉を使って考え方の大切さを教えてくれる。
おわりに
2,3,5曲目は、雨雲だったり、薄暗い雲だったり、虹だったり、空と心をつなぐフレーズがよく出てくる。
そんなつながりも意識して、空をイメージしながら聴いていたりするのもいいと思う。
こんな時代だからこそ、こういう曲を聴いてみなさんの心が前向きになればいいなと思い、自分のためも含めて、この記事を書きました。
ストレスフルな時代、沈み切るなら「深海」というアルバムがおすすめだけど、少し前を向ける状態の時に聞きたい曲リストを紹介しました。
Mr.Childrenは本当にいい曲が多いのでオススメです。