高城剛さんの比較的新しい書籍「333ウルトラデトックス」を読み終えた。
近年健康に関するあらゆる取り組みを、自身の体も使いながら試している著者がまとめた一冊。
近代を生きる我々が健康に留意するためにどうしたらいいのか、高城さん風にまとめてくれていて、さっと読めるボリュームなので、気になる方はとにかく読んでみることをお勧めしたい。
333ウルトラデトックス@Amazon
主な内容
われわれの健康に悪影響を及ぼす毒について、毒を溜めない体やデトックス等々について書かれている。
内容は初めて聞く人には???な部分もあると思う。グルテンフリーやカゼインフリーはまだ有名かもしれないけど、ボーンズブロス・ファスティング、アーユルヴェーダなど、聞いたことがない人はあまり聞いたことがない言葉もたくさんでてくる。
ちょっと突拍子もない内容も多いかも知れないけど、だからこそ新鮮に感じる部分もある。多くの方にとって新しい発見があるだろう。
この本がオススメの人
どんな人にこの本がオススメだろうか…
さっと挙げてみるとこんな感じ。
- 健康に興味がある方
- 原因がわからない体調不良に悩まされており何か取り組んでみたいと思っている方
- 頭の回転が鈍くなったり記憶力が衰えた気がするけど、何かトライしてみたいと思っている方
- 高城剛さんの取り組みが気になる方
僕は2、3つめに該当する。調子が常に良くない。でも原因がわからない。
原因不明の体調不良の場合、医者に行っても根本の原因を突き止めてくれないケースもあると思う。
そんなときは自分で色々試しながら、改善策を見つけていくしかない。そのとっかかりで読んでみても面白いと思う。
本を読んでの感想
何か体調が悪いと感じるけど原因がわからない。そんな人に色んなヒントが散りばめられている。
高城さんは引くことの大切さを説く。
体に入れるもの、そして否応なしに入ってきてしまうもの(ケミカルや重金属など)をよく考えて、デトックスを意識する。
中級・上級編はちょっと手が出にくいとは思いつつ、いつかやってみたいな、と思う。アーユルヴェーダで半月〜1ヶ月休みをとる、とか、計画しとかないとなかなか厳しいなーと。
さて、本書では様々なデトックスの方法が紹介されているが、実行しないと意味がない。
本書の「はじめに」で著者の高城剛さんはこう記している。
21世紀最強の毒出し本、「333ウルトラデトックス」。
目指すのは、ただのデトックスではありません。
その先にある、心身のバージョン・アップ。そして頭の回転が早くなるクロック・アップです。
目的はただのデトックスではないよ、と。
高城さんは数多くのアドバイスをするうえで、「自分の体に聞いてみること」ということが多い。
自分に合うかどうか、やってみて体に聞いてみる。
この本の使い方は、紹介されているさまざまな手法の中から選び試し、自分の体の特徴を掴みながら、健康な自分をつくることなんだと思う。
ただ読んだだけではまだ何も得ていない状態といえる。
これを読んでどう行動するか。
ここが問われる図書。
気になる方はぜひ読んでみていただければと思う。
その他の高城剛さんのおすすめ書籍
- 将来の医療の話。僕たちは大きな時代の変化の中にいる。「不老超寿」を読んで(2017.11.18)
- 「時代を生きる力」を身につけるために。何を意識していったらいいのだろうか(2017.12.23)
- 「green bean to bar CHOCOLATE 世界で一番おいしいチョコレートの作り方」高城剛さんの本から受けた衝撃。(2020.3.8)