ウルル-カタ・ジュタ国立公園に訪れたら必ずみたいのが美しいサンライズとサンセット。
大地の雄大さ、時間とともに変わるウルルやカタ・ジュタの表情、その場の空気感。言葉にできない素晴らしさがそこにはある。
僕は4日間に4箇所のビューイングエリア(Viewing Area)をレンタカーで回った。見る場所によってまた違った雰囲気があり、多くの方に各所の素晴らしさや違いを知ってもらえたらと思うので、1つの記事にまとめようと思う。
1.ULURU SUNSET VIEWING AREA
1箇所目は定番のウルルサンセットビューイングエリア。
ウルルの西に位置するビューイングエリアで、僕らはウルルの西側の顔を見ることになる。ここで見るべきは夕陽ではなくて、夕陽に照らされ表情を変えるウルル。
赤く輝くウルルの存在感。息をのむ瞬間。
ここにはバスが停まるエリアと、乗用車が停まるエリアの2つがある。
下の写真に写っているのは個人の乗用車で訪れる場所。草木の位置関係によってウルルが見にくかったりするので、ウロウロしながらベストなポイントを探そう。
2.ULURU SUNRISE VIEWING AREA
サンライズビューイングエリアはウルルの東側に位置する。ここからはウルル、そしてその向こう側にカタ・ジュタを見ることができる。
このサンライズビューイングエリアはなかなかの広さがあって、鑑賞に良いポイントまで駐車場から少し歩くので時間に余裕をもって訪れよう。
朝日がウルルにあたり岩肌が輝くシーンは感動もの。
上の写真はデッキには登らずに、平地から見るビューイングエリア。
一方、このサンライズビューイングエリアではデッキに登って少し高い位置から景色を眺めることもできる。
この写真はサンセットを鑑賞したときのもの。
遠くに黄金に輝くのはカタ・ジュタ。カタ・ジュタの向こうに落ちる夕陽を眺めるウルル。
贅沢な時間を過ごそう。
3.KATA TJUTA VIEWING AREA
ウルルとカタ・ジュタの間に位置するカタ・ジュタビューイングエリアにはデッキがあり、東方向にウルル、北方向にカタ・ジュタを観ることができる。
デッキはそこそこ広いのだけれど、ツアーの方々もいたりして朝日のタイミングでは混雑していた。
早めに到着しておいたほうが、ベストポジションで鑑賞できるだろう。もちろん譲り合いの精神を持ってみんなが素晴らしいサンライズを楽しめるように配慮したい。
ここは東方向にウルルが位置するポジションなので、ウルルと日の出の両方をおがむことができる。
朝日を待つ人達。
日の出の瞬間
この写真は2016/9/19に撮影したものだが、ちょうど太陽の昇る位置がウルルと重なっていて神秘的な瞬間であった。
朝日の光を受けてカタ・ジュタも輝く。
他と比べればメジャー度は低い鑑賞エリアかもしれないが、とてもオススメできる場所だ。
4.KATA TJUTA SUNSET VIEW AREA
カタ・ジュタサンセットビューエリアはカタ・ジュタの西に位置する。
西に沈む夕陽がカタ・ジュタを輝かせる。
カタ・ジュタを訪れるなら、ここは絶対に抑えておきたいポイントだ。
まとめ
ウルル(エアーズロック)へ旅行に行くなら、美しいサンライズ・サンセットは絶対に見てほしい。
ただ見るというよりも、小鳥のさえずりだったり、雲の動きだったり、そこの空気感だったり、光の変化だったり、五感を使って鑑賞するイメージ。
多くの方に素晴らしいシーンに出会ってほしいと思い、今回の記事にしました。
オーストラリアのウルルへ旅行を計画する際に参考してもらえればと思います。
では、よい旅を!
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