ベトナムのホーチミンへ旅行に行ってきた。
とても刺激的で楽しい旅だったので色々まとめていきたい。
が、まず最初の記事で書かなければならないことがある。
それはバイクの多さ。
衝撃。
ハンパではない。
聞いてはいたけど、現地で実際に体感してスゴさを理解した。
何がすごいのか?
1.バイクの密度

まず空港からホテルまでの道中で最初の驚き。あっちこっちから聞こえるクラクション。車の脇スレスレを通過していくバイクたち。
短い車間距離(前後)。
近い左右のバイク・車間距離。
レースよろしく車線変更・追い抜きは自由自在。
スリル抜群。
注意してみていると自転車もバイクの流れに混ざっていたりして、観察しているだけで飽きない。
2.いったい何人乗りまでOK?
写真で見て、何人乗っているか数えてみてほしい。

3人乗りは当たり前。小さい子供も運転者の前に座らせたり、大人2人ではさんだり。
僕が見た中でmaxは4人!
もはや運搬能力は乗用車レベル。
3.意外と安全には気をつけている?

メットは多くの人がかぶっていた。(全員ではない)
あと、運転速度はそこまで早くない。
だからって荒い運転をしないようお願いしたい。
後部座席に横乗りパターンもあって、まぁ色んなスタイルがあるものだなと。
あと装備とはちょっと違うけど、みなさんマスクしていた。まぁ確かに排気ガスすごそうだもんね。。。

4.昼も夜も。

夜になっても多数のバイクのライトが街に溢れる。
みんなバイクでどこからどこにいくの?
夕食後に中心地(Saigon Skydeck周り)を歩いて驚いたのが、歩道より車道の方が混んでいること。

原宿の竹下通り状態。ただし歩行者ではなくバイク。
いやもう驚きの連続。
ホーチミン旅行の際に注意すること

大きな道路を横断するときに気をつけるのはもちろん、小さい通りでもとにかく渡る前に左右をしっかり確認すること。
一回小道に入ってきたバイクにマジで轢かれそうになった。
あと、バイクは歩道にも突っ込んでくる。治安もあまりよくないし、スリやひったくりも多いので、常に緊張感を持つくらいでいい。
大通りでは、左、右、左、と確認して慎重に足を踏み出したら、あとは堂々と渡る。バイクは結構ちゃんと避けてくれる。
車道の信号が赤でも気を緩めないこと。バイクは突っ込んでくる。
ベトナムの人口とバイクの数

メコン川ツアーのガイドさんによると、ベトナムは人口約9000万で2人に1人はバイクを持っているらしい。
バイク保有率でみると約85%で1位のタイと僅差で2位とのこと。
ツアーで聞いた衝撃の事実は、2月下旬は正月で、街中のバイク数は1/3程度とのこと。
マジか。。信じられん。。
バイクの値段と年収

ガイドさん情報だが、ホーチミンでの年収は約60万円/year。
120ccくらいのバイクは12万円程、一方で車はトヨタのそれなりのものを買うと250万ほどにもなってしまうとのことだった。
だから高額な車は普及しない。年収の4倍は出せない。
ちなみに街を走っている車を観察すると圧倒的にToyotaが多かった。バイクも日本製が見られ、こういうのも日本人として嬉しいところである。
ホーチミン地下鉄建設中

街中では青い壁をいたるところに見ることができた。
そこに表示されている国旗はベトナムと日本。
やはり日本企業の活躍は素直に嬉しい。

ホーチミンでは2020年開通を目途に地下鉄建設が進んでいて、交通渋滞緩和が期待されている。家からバイクに乗れる便利さは捨てがたいと思うので、電車に乗る文化にすぐに変わると思えないけど、色々検討した結果の設備投資だろう。ぜひ成功してほしい。
まとめ
ここに載せている写真は全て自分で撮ったもの。今写真を見返してみるとほとんどの写真にバイクが写っている。
バイクの街、ホーチミンと言っても過言ではない。
ホーチミン旅行の際はバイクに注目・注意。
安全第一で旅行を楽しもう。
地下鉄開通してからある程度経過したくらいでまたホーチミンを訪れたい。
熱気溢れるホーチミンという街、覚えておく価値あり。