「服を着るならこんなふうに(1), 漫画:縞野やえ/ 企画協力:MB」という本(漫画)を読んだ。4シリーズあるみたいだけど、最初の一冊だけを購入。
服を着るならこんなふうに(1) (カドカワデジタルコミックス)@Amazon
1冊目は導入編で、服を買いにいく服がない人のための本と言ったら言い過ぎかもしれないけど、どうしたらいいか分からない人には参考になる本だと思う。
あとシンプルにそつなくまとめるにはどうしたらよいか、が書かれている。最低限必要な洋服をどう選ぶか、という点では参考になるはず。
僕も18歳くらいのときはどうしたらいいか分からなくて、本当に試行錯誤しながらファッションを学んだので、こういった本に当時出会えたらなぁと思った。
一方、洋服もミニマリストする、という方もいらっしゃると思うのだが、最初から1つのベストな答え(洋服)を見つけにいくことには、やはり難しいのかなと思っている。
いくらファッション誌を読んだり街を歩くオシャレな人を観察したりしても、その服が自分に合うとは限らない。
お店で良さそうな服を手にとって、試着したら何か違う、と思った経験は誰にもあるはずだ。理想の洋服にたどり着くまでのポイントを以下にいくつか書いてみよう。
サイズ
洋服を買うときにまず重視すべきはサイズだと考える。
いくらデザインが良くても、単品で格好良くても、サイズが合わなければ台無しになってしまう。
究極を言えばオーダーメイドなんだろうけど、それを学生時代のお金のない時期に手に入れるのは困難。
サイズが合う服を見つけるには試着するしかないので、自分の時間を使って洋服探しをすることは必須だと思う。
なおサイズ感というのも難しくて、タイト・ジャスト・ゆったり目といろいろある。僕がオススメしたいのは、スナップなんかでオシャレ認定されている人がどのようなサイズの服を合わせているかを観察・研究すること。
例えばテーラードジャケットなんかは肩幅がまず一つ重要だと思うけど、みなさんがどのようなサイズ感で肩幅を合わせているか。
観察していいところは盗もう。
手持ちの洋服とのバランス
家に帰ってから、実は他に合わせる服がないことに気づくこともある。
これを防ぐには自分の持っている洋服ラインナップを頭に入れながら買い物をするに限る。
長期間着てみて気づくことも
また、最初は気に入っていても、気がついたら着なくなってしまうこともある。
一方で、なんとなく買った服を頻繁に着るようになっていることも。
結局着てみないと分からないことも多い。自分のライフスタイルに落とし込んでみて、また違った発見もあるんだろう。
まとめ
今まで述べたのは全部僕の経験と感覚からだけど、
- どういった服装をしたいのか
- 何が自分に似合うのか
は、多くの人のファッションスタイルを観察して、たくさん考えて悩んで色んな服にトライして失敗しないと身につかない感覚だと思う。
いきなりミニマリストを目指して、本に紹介されている「比較的誰にも合わせやすい服装」に落ち着くのも最短距離を進んでるという意味ではいいかもしれない。もちろん否定しない。
それで得られた時間を自分の興味あることにつぎ込めばいい。
でも、お気に入りの、自分で選んだ、ストーリーのある洋服を着ている人に憧れるし、僕はなりたいと思う。
そこに至るには、本当にたくさんの試行錯誤があるはずで。それらの上で自分に合うファッションを定め、洋服のシンプル化をしていきたい。
自分の中では十数年で培ってきたものがあるのだけれど、年齢を重ねるとともに少しずつ考えも変わるし、ありたい姿も変化していくことに最近気づいた。
もしかするとそれがファッションを楽しむということで、一生楽しみながら洋服を探し選んでいくことができるのかな、なんてポジティブにとらえている。