「ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –」を読んでからというもの、ミニマリストに憧れてたくさん勉強した。
真のミニマリストにはなれないけど、少ないモノで豊かに暮らす、という考えには大賛成。
ところが必ずしも家族と考え方が合うとは限らない。少ないもので暮らしたいと思う人ばかりではない。
さて、どのようにバランスをとったらよいだろうか?
部屋の掃除と整理整頓、と断捨離
普通に生活していると部屋には不要なものが溢れてくるもので、こまめに捨てていかないとすぐに散らかってしまう。特に郵便物やチラシは危険。読んだらすぐに捨てる。この辺りは家族と意見が分かれることはない。
部屋の掃除や整理整頓(元あった場所に戻す)については、あまり反対する人はいない。だから適宜進めて行く。
一方、たまに必要な物でも普段は使わないものもある。(例えば我が家ではプリンター)
こういったものは場所ばかりとるのと、他のサービスでまかなえるケースも多いので持たないようにしたいが、これについては家族と協議が必要だ。
日用品で共有物であるものは簡単に断捨離するわけにはいかない。
自分が要らないと思っても、「それは使う」という家族がいれば安易に捨てることはできない。
勝手に捨ててはいけない。
「テレビ要る?」「いる」
という会話を何回もした気がする。勝手に捨てたら関係が悪化するだけ。自分一人で生きているわけではないので、コミュニケーションが重要。
一つ一つ確認するのもよいけれど、決め事を作ってしまった方が生活しやすい。諸々を踏まえていくつかルールを定めている。
キッチンは適用除外
適用除外と書くといかにも契約書っぽくて堅苦しいが、キッチンにミニマリストの考え方は持ち込まないということ。
キッチンには食器や調理器具を置くが、それらは美味しいご飯を作ったり盛りつけたりするもの。
目的がしっかりしているし、美味しいご飯を美味しく食べたいので、そこのモノを減らすという考え方はしない。
そう、例えばエスプレッソマシンはキッチン用品なので増えても良いのだ。毎日のステキなコーヒータイムのためなので。
子供の成長に必要なもの
まだ小さい子供には色々な体験をしてもらった方が良いので、おもちゃや絵本の数を減らすのは違うと思っている。
色々な遊びを通じて成長してほしい。
ということでここもミニマリスト適用除外。
テレビも、子供に教育番組とか見せてあげるとなるとやっぱり必要かなとも思う。
今はあまり外出できないけど、動けるようになったら色々なところに連れて行ってあげたい。
趣味関連
趣味に関するものはもちろんミニマリスト適用対象外。楽しみを捨ててしまっては何のために生きているのかわからない。
家族が楽しんでいるものまで捨てようとするのは絶対によくないし、自分の趣味を削るのもよくない。人生は楽しむもの。
洋服が好きなら、おしゃれのために必要数持っていたっていいし、靴だって種類が多い方がおしゃれの幅は広がる。
ゴルフが好きなら、クラブや道具を揃える必要がある。
もちろん、興味を失ってしまったのならどんどん断捨離してもいい。いらないものに囲まれる生活は楽しくない。不要なばかりになると本当に大切なものが見えなくなってしまうから。
まとめ
今日は家族と少ないもので暮らしたい人の話。
僕には、何か捨てて部屋がキレイになる場所ないかな、と部屋を見て回るクセがあって、家族からしたら迷惑なのだろうけど、やりすぎないように注意したい。
目的は豊かに暮らすこと。
ここを履き違えるとうまくいかなくなる。目的を忘れないようにしつつ適切な範囲でうまくやっていきたい。