COVID-19が拡散してから初めての長期出張となった。
長期になったのは隔離期間が必要だから。数日レベル隔離されるのは初めて経験。
何事も経験であり、何を感じたのか、メモを残しておきたいと思う。
COVID-19と空港
空港はガラガラで、こんなんで経営やっていけんのだろうかとこっちが心配になってしまうほど。
国際線は壊滅的な状態なんだと思う。
国際線ターミナル自体の入り口までは行こうと思えば行けるけど、用もない人が行く理由もない。
雇用も相当失われてるんじゃなかろうかと推測。早く戻るといいのだが。
隔離期間は長いようで短い
テクノロジーの進化の恩恵を最も感じた1週間だった。
PCやタブレットがあれば暇することはない。Wi-Fiさえ繋がれば仕事も普通にできる。
家族とはLineでテレビ電話。寂しさはあるものの、話ができるだけで大きかった。
Twitterをひらけばいつもの皆さんが日常をつぶやいていた。
こういうことができるようになったのはそれほど昔のことじゃない。20年前はiPhoneなんて商品はなかったのだ。
テクノロジーに救われた1週間だった。
感染有無の検査
Swab Testと呼ばれる鼻の奥まで検体採取棒を突っ込まれるPCR検査を出国前に1回、現地での隔離期間終了前に1回、帰国前に1回の合計3回。ART検査(抗体検査)は滞在期間中に2回。唾液による抗原検査は帰国後に2回。
ほぼ毎日受けてる感覚があった。結果が出る瞬間はいつもドキドキ。気をつけていても感染してしまう可能性はあるから。
Swab Testは痛い
PCR検査には色々手法があるが、一般的なものは鼻の奥まで棒を突っ込まれるSwab Test。
鼻に棒を突っ込まれてから1,2,3,4,5とカウントされ、ハイもう片方の鼻、1,2,3,4,5とやられる。
あっという間ではあるのだが、あんまりやりたいものではない。痛くないといえば痛くない気もするけど、僕は痛かったな。。涙はちょちょぎれる。。
仕事でどこかにいく際に陰性証明を求めらることもあるだろう。または要求する側になることもあるかもしれない。
クリニックに行く手間や痛さを知れたのはよかったかな、と思った。コストがかかることは良く理解できた。ちゃんとしたところで陰性証明まで求めると普通に一万円とか二万円とかかかる。
ちなみに受けた検査は全て陰性だった。
生き抜くスキルは自分を助ける
COVID-19が変異するごとに、各国対策ルールを変えて対応している。先週と今週でルールが違うなんてことは良くある。日本だってそうだ。
ルール変更やその場の突発対応について英語で対応する必要があった。電話かかってきて指示に従う、みたいな。ある程度英語でコミュニケーションとれるようになっておいてよかったなと感じる日々。いつまでも日本が安全に平和に住める国でいられるかどうか。そうあって欲しいけど、そうじゃなくなったとき、海外で生き抜けるように最低限の英語力は維持しておきたいと感じた。
感染リスクを最大限に下げるために食事は自炊を徹底。鍋と電気コンロはあったので、出汁をとって野菜と肉をぐつぐつしたり、カレーを作ったりと日々を凌いだ。10年前の自分なら想像できないけど、過去の海外生活時に培った最低限の料理レパートリーが今回の出張生活を支えてくれた。
帰国後、日本での隔離
検疫所、空港の方、ホテルの方々も含め多くのスタッフが仕事している。夜着く便なら深夜まで対応。おつかれさまです、と言われたがこちらもそう言いたくなった。
毎日の食事の準備、隔離期間最終日の検査、移動のバスの手配、その他準備など、多くの人が動いている。
なお、この記事冒頭のアイキャッチ画像は隔離明け予定日の朝日。
おわりに
家族に会えないのは寂しいし、負担をかけることになるけれど、非日常は日常を特別なものに感じさせてくれる。
この経験をさせていただいた方々に感謝しなければならないし、色々と還元していかないといけない。
この記事はどちらかというと今と将来の自分のためのもの。今感じたことをブログに残しておくものでした。今日の独り言おしまい。
本出張に持っていったもの
- タフな時計とカメラと鞄。2022時点。(2022.3.12)
- 日常&旅先でドリップコーヒーを楽しむ。ポーレックスコーヒーミルとTetra Drip折りたたみ式ドリッパー(2022.3.13)
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