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Leica LUX アプリ

Leica LUX 28mm f1.4とQ2 Summilux-28mm f1.7の比較を紫陽花で。

2024-06-11Camera,Mac/iPhone/iPad

最近発表されたLeica LUXというiPhoneアプリ。

ライカが作ったアプリがどのような描写を見せるのか、とても興味がある。

無料で使用できる範囲は狭いが、28mm/f1.4が使えるということで、28mm/f1.7のレンズを搭載するLeica Q2と比較してみた。違うレンズではあるがライカっぽさの傾向がわかるかも、と思い。

時間の制約もあり、今回は紫陽花の写真複数枚のみだが、今後色々試してみたい。

なお、何枚かはおまけでM10-R + Summilux-M-50mm ASPHの写真も載せている。参考まで。。

アジサイで比較

雨上がりの紫陽花を撮ってみた。

なお、写真は全てJPEGそのままで一切編集してません。あと、全て絞り開放です。

1枚目

Leica Lux iPhone app 紫陽花比較
iPhone + Leica LUX, 28mm/f1.4
Leica Q2 紫陽花比較
Leica Q2, 28mm f1.7

どうだろう。

ホワイトバランスはオートにしていたのだが、色味がだいぶ違う。。

面白いのは右上に映っている花。Q2の方はかなりボケているのに対し、Leica LUX(iPhone)の方は全然ボケていない。この辺りコンピュテーショナルフォトグラフィはまだまだに思う。1枚目だけ見たら違和感ないのだろうけれど。この原因はiPhone側カメラの処理にあるのか、Leicaアプリ側の方にあるのかは知らない。iPhone側も完璧じゃないし、と。

とはいえ写真右下の土の部分のボケ感なんかは似た雰囲気に思う。

2枚目

28mm f1.4 Leica Lux iPhone App 紫陽花比較
iPhone + Leica LUX, 28mm/f1.4
紫陽花比較 Leica Q2 28mm f1.7
Leica Q2 28mm/f1.7

これまた全然色味が違って申し訳ない。こちらもWBオートなのだが、Leica LUX(iPhone)の方が実際の色味に近い。

1枚目と同様、右下の葉っぱのボケ感が違う。前ボケが苦手なのだろうか。。

iPhoneの方はf1.4という設定ではあるが、被写界深度が深いように思う。ピントの合っている範囲が広いからか、ハッキリ写っている印象で少し強すぎる印象があるかな、個人的には。

下の写真は50mm単焦点レンズで映る範囲を概ね合わせたもの。

Leica M10-R + Summilux-M-50mm 紫陽花
M10-R + Summilux-M-50mm f1.4

や、やはりいいなズミルックス50mm…

3枚目

Leica Lux iPhone App 紫陽花比較
iPhone + Leica LUX, 28mm/f1.4
Leica Q2 28mm f1.7 紫陽花比較
Q2, 28mm/f1.7

比較的色味があった写真同士の比較。

これ並べられたらパッと見では違いがわからないかもしれない。。今回縦横比が違うので間違わないけれども。

続いてM型+50mm単焦点レンズ。

Leica M10-R Summilux-M-50mm f1.4
M10-R + Summilux-M-50mm f1.4

4枚目

Leica Lux iPhone App 紫陽花比較
iPhone + Leica LUX, 28mm/f1.4
Leica Q2 28mm f1.7 紫陽花比較
Q2, 28mm/f1.7

日の丸構図にて。

Leica LUXかなり良くできてると思う。

最後にM型。

Leica M10-R Summilux-M-50mm f1.4
M10-R + Summilux-M-50mm f1.4

僕はこれが断然好きかな。。絵画的な描写。

JPEGそのままでこれが出てくるので。。

おわりに

撮影して気づいたのは、iPhone純正カメラアプリで撮り忘れたこと。

Leica Luxがどう味付けしているのか、興味あるが、今回はここまで。

アプリのいいところはリリース後にアップデートが可能なこと。今後の進化に期待したい。

参考

以前Leicaの写真は何が違うのか調べたときに書いた記事はこちら。

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Yo
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