最近発表されたLeica LUXというiPhoneアプリ。
ライカが作ったアプリがどのような描写を見せるのか、とても興味がある。
無料で使用できる範囲は狭いが、28mm/f1.4が使えるということで、28mm/f1.7のレンズを搭載するLeica Q2と比較してみた。違うレンズではあるがライカっぽさの傾向がわかるかも、と思い。
時間の制約もあり、今回は紫陽花の写真複数枚のみだが、今後色々試してみたい。
なお、何枚かはおまけでM10-R + Summilux-M-50mm ASPHの写真も載せている。参考まで。。
アジサイで比較
雨上がりの紫陽花を撮ってみた。
なお、写真は全てJPEGそのままで一切編集してません。あと、全て絞り開放です。
1枚目
どうだろう。
ホワイトバランスはオートにしていたのだが、色味がだいぶ違う。。
面白いのは右上に映っている花。Q2の方はかなりボケているのに対し、Leica LUX(iPhone)の方は全然ボケていない。この辺りコンピュテーショナルフォトグラフィはまだまだに思う。1枚目だけ見たら違和感ないのだろうけれど。この原因はiPhone側カメラの処理にあるのか、Leicaアプリ側の方にあるのかは知らない。iPhone側も完璧じゃないし、と。
とはいえ写真右下の土の部分のボケ感なんかは似た雰囲気に思う。
2枚目
これまた全然色味が違って申し訳ない。こちらもWBオートなのだが、Leica LUX(iPhone)の方が実際の色味に近い。
1枚目と同様、右下の葉っぱのボケ感が違う。前ボケが苦手なのだろうか。。
iPhoneの方はf1.4という設定ではあるが、被写界深度が深いように思う。ピントの合っている範囲が広いからか、ハッキリ写っている印象で少し強すぎる印象があるかな、個人的には。
下の写真は50mm単焦点レンズで映る範囲を概ね合わせたもの。
や、やはりいいなズミルックス50mm…
3枚目
比較的色味があった写真同士の比較。
これ並べられたらパッと見では違いがわからないかもしれない。。今回縦横比が違うので間違わないけれども。
続いてM型+50mm単焦点レンズ。
4枚目
日の丸構図にて。
Leica LUXかなり良くできてると思う。
最後にM型。
僕はこれが断然好きかな。。絵画的な描写。
JPEGそのままでこれが出てくるので。。
おわりに
撮影して気づいたのは、iPhone純正カメラアプリで撮り忘れたこと。
Leica Luxがどう味付けしているのか、興味あるが、今回はここまで。
アプリのいいところはリリース後にアップデートが可能なこと。今後の進化に期待したい。
参考
以前Leicaの写真は何が違うのか調べたときに書いた記事はこちら。