Leica M10-Rで撮った後に表示される背面液晶の画像に感動することがある。
Leica M10-Rで撮ったRAWデータをLightroomに取り込む際、プリセットを当ててそれに近い写真を表示したい。そこから編集したい。
そう思って、数週間試行錯誤した結果、一旦以下で落ち着いた。
完璧ではないが、Lightroomに取り込んでそのままAdobeカラーで見るよりも近くなると思う。
カメラプロファイル Leica M10-R
コントラスト +10
ハイライト -7
シャドウ -20
白レベル -7
黒レベル -20
自然な彩度 -10
HSL/カラーで以下を変更:
赤輝度 -10
青色相 -3
ピンク彩度 -15
紫色相 +5
紫輝度 -5
なお、黄色に関してはM10-RのJPEGの出す色が好きではないので合わせこんでいない。
完璧に全ての写真に合わせ込むことは難しい。青の色相は結構効くので、好みで。
写真によっては全然合わない色もあるし(挫折)、黒が潰れすぎるケースもあるので、あくまで参考にしていただく程度でお願いできればと思う。こうしたらもっと近づきますよ、というのがあったらぜひ教えてもらえると嬉しいです。。
例
uniの文字の赤の違いがわかりやすいと思う。
青が結構苦戦。
Lightroomに取り込んでAdobeカラーでそのまま現像すると、暖色系になるというか、オレンジがかる。シャドウも明るめ(というかライカのJPEGがシャドウを落とし気味)に仕上がる。
全く合わないケース
この作業をしての感想
色を作ることの難しさを知った。
Lightroomでココをいじるとこうなる、を作業を通して勉強できた。トーンカーブも色々触ったが、ここは後日もっと学びたい。一枚一枚編集するときは触るけど、今回の調整では駆使することができず。
ウェブにはカメラやレンズの作例がよく載っているが、カメラのJPEGそのままなのか、ソフトで現像編集してるのか、してなくとも現像ソフトを通したのか、よく理解して見ないと色は参考にできないことを実感。
Leica M10-Rは鮮やかさをくすませているように感じる。特に赤の落とし方。見た目の赤とは違うので、何が正解なのか、という気もしてくる。でもライカの世界観を垣間見れた気がした。Qシリーズとの違いはこの辺にあるのかも、と。
M10-Rの黄色は独特なのは知っていたが、肌も黄色がかることがあることに気づいた。JPEGで好みにならない場合、今後はLightroomで編集すると思う。よって、毎回DNG+JPEG撮影することとしたい。
色以外の部分では、M10-RのJPEG黒を絞めにいく傾向があるということ。カメラの液晶で見て黒つぶれしてても、それは処理で黒を絞めに行ってる部分もあるので、実際はしっかり記録されていたりする。白飛びの方をケアした方がいいのかなとか。
補足
変更数を少なくそれらしくなったのは以下で、こっちの方が合う写真もある。ライカ風になる設定として参考になれば。
カメラプロファイル Leica M10-R
コントラスト +10
ハイライト -10
シャドウ -20
白レベル -10
黒レベル -20
自然な彩度 -10
HSL/カラー:赤輝度 -10