エンジニアが学んだことをお伝えします

Leica M10-R MacBook Air

ライカM10-RでLightroom現像を始めてから変わったこと。

2023-08-15Camera

「後である程度なんとかできる。」

この感覚が、撮影時の心持ちを少し変えることに気づいた。

その場でシャッターを切る方に集中できるのだ。

今まではJPEG撮影を主にしていた。M型は基本素通しガラスのファインダーをのぞいて撮るので出来上がりの色味を確認できない(ライブビュー使えば見れるが、通常使ってない)。

Leica M10-R ブラックペイント ファインダーファインダー

撮って表示される写真を見て、ああ違うなーということも多い。ホワイトバランスを納得いくまで変えて撮ったり、あらためてライブビューで表示させてWBを変えたりすることもある。特に人工の光の下で苦戦。

RAWで撮っておけば、白飛びや黒つぶれは難しいがそれ以外は後でどうにでもできる。だからとりあえずシャッター切っておいて次のシャッターチャンスに備えることが可能となる。気持ち的に。

これは大きな気づきだった。

ライカさんはシャッターチャンスを逃さないことも重視している。いい色を実現してるからJPEGで撮りなさい、とは言わない。そういうことなのか?と最近感じる、違うかもだけど。でも、M10-Dのように液晶のないデジタルカメラがあるくらいだから、撮影に集中する、という哲学は間違いなく持っている。

これは他のカメラメーカーも同じことと思う。富士フイルムはX-Pro3という液晶が通常は隠れるモデルを出している。

もちろん、そのときのホワイトバランスを撮影時も合わせておいた方が後の編集時に助けになることは間違いない。時間が許せば撮影前のWB調整も重要と思う。でもそのときその瞬間にシャッターを切っておかないと後でどうすることもできない。

とあるレンズの周辺糸巻き型歪曲収差がきつくて導入した編集ソフト、Lightroom。

いざ本格的に使ってみるとなかなか気づきも多い。写真について自分はまだほんの一部しか知らないということを改めて認識。

楽しむことが一番だけど、学んで深い世界を知ることも楽しいからしばらくはカメラと現像ソフトの世界に浸かりたいと思う。

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Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。
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