ライカQ2を持って雪降る温泉宿を訪れた。
ライカ製品でも比較的高価かつマニュアルでしか撮れないM10-RとMレンズでは持ち出すのを悩むようなシチュエーションでも防塵防滴・AFで片手で撮れるQ2なら気軽に写真を撮れる。
カメラを持っていなければ写真は撮れない。そういう意味でさっと持ち出しさっと撮れるカメラはそれだけで価値がある。
ライカQ2はフルサイズでそれなりの重さ(700g超)とはいえ、さっと持ち出せるカメラに位置するカメラと思う(一応カテゴリ的にもコンパクトデジタルカメラ)。
実際、気軽に取り扱える重さと大きさで絶妙なバランスに設計されてるように思う。片手で撮れる。
ボタンの数もミニマイズされ、操作系統もシンプル。余計な文字も少なくて美しい。
それでいて撮れる写真はハイクオリティ。ライカの28mm単焦点レンズSummiluxを楽しめる。
コロナ禍でなかなか外出もままならなかったけど、雪景色をこのカメラで撮って、「ああ、日常を撮っても悪くないけども、旅に持っていってこそのカメラかもな」と思った。
思えば2022年2月には長期出張に持ち出し過酷な環境でも使用した。
持って行ったからこそ、帰国の飛行機からの夕陽を撮ることができた。
コロナ禍で活躍の場が限られていたけれど、徐々に活動範囲を広げている。
2020年1月より使い始めて3年。まだまだ一緒に旅に出る機会は多そうである。
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