エンジニアが学んだことをお伝えします

可処分時間は歳をとると共にどんどん減っていく?若いときの時間の使い方に後悔しないように。

2022-12-16Life,View

20代、30代のときはいろんなことに取り組み、のめり込んだ。読書、投資、洋服、ギター・音楽、カメラ・写真、勉強(Engineering)、海外生活・旅行、コーヒー、etc.。仕事ではマネジメントする立場も経験させてもらっている。悩み、考え、またそれについてもたくさん勉強した。プライベートでは結婚して、子どもにも恵まれた。二人も。これらは皆、当ブログのカテゴリーを構成するものになっている。ちなみにこれ以外にもブログをやっていてもう一つのめり込んでるものもある。

アラフォーと呼ばれる年齢の今、自分の時間がない。ほとんどが寝るか、仕事か、家族との時間だ。ブログは隙間時間と早朝に書いている。

若い頃、将来自分がどのくらい時間を使えるのかなんて知らなかったし、興味もなかった。でも知っておいた方がいいと思う。時間は有限であり、将来の家族構成によって自身の可処分時間は激減するということを。

何かにのめり込み、習得するにはものすごい時間がかかる。1000時間とか10000時間とか、いろんな説はあるけれど。なので、何かに打ち込む、だったり将来を見据えた準備だったりを考える際は戦略も重要なのかなと思う次第である。

ということで自分が自由に使える時間(可処分時間)について、個人的な感覚を残しておこうと思う(20から40歳くらいまで)。誰かの参考になれば。

なお、これは就職して、社畜的に仕事をして、結婚して、子どもに恵まれた、という人のお話。なお、テレビはスポーツを除きほとんど見ない。

目次

・学生時代
・社会人初期(独身)
・結婚、主に30代
・子供1人
・子供2人

学生時代

大学時代、機械系学科だと授業も実験もレポートも多くて忙しい位置づけだったけど、今思えば十分に時間はあった。アルバイトやサークル活動もあり忙しぶってはいたけれど。土日祝日夏休み冬休みetc.と通年で見ればかなり時間がある時期。

アルバイトはお金をもらいつつも学ぶことがたくさんあったので、あれはあれで充実した日々(記事:マックジョブの経験だって役に立つ。いい経験にするか、そしてその経験どう活かすかは、自分次第

この頃はスポーツやギター、遊び、ファッション(いろんな洋服を試した)に時間を使った。後悔は一切ないけれど、海外旅行と英語の勉強にもっとお金と時間を使ってもよかったかなー、とは思う。

学生時代はお金がない。いつもこっちの方が問題だった。

Gibson Early J45
学生時代に中古で買ったGibsonのギターは今でも愛用している

社会人初期(独身)。主に20代

いわゆる社畜な生活をしていた。

毎日じゃないとはいえ結構な頻度で朝7:30から終電まで、土日もどっちか仕事することも多かったり、土日も仕事して今何連勤だっけみたいな状態もあったり。そんな状況でもお飲み会にもたくさん参加した。あれはあれで学ぶものがあった。金曜は夜9時に仕事を終えて飲みに行く、終わってない仕事は土日やればいいや、みたいな感じだった。

それでも時間はあった。一人の時間を作ろうと思えば十分に確保できる。国家資格を複数取得したり。本をたくさん読むようになったのはこの頃。

リーマンショックで金銭的ダメージをうけ、投資の勉強をした。何冊も本を読んだ。負けず嫌いなので、絶対取り返す、という気持ちだった。色々勉強して今の投資方針に至っている。

記事:投資・資産形成にあたっての方針を定めよう。知っておくべき格言と考え方

英語の勉強をしたのもこのフェーズ。毎日1時間ウェブ英会話に取り組んだり。あれがのちの海外での仕事につながるのだから面白い。

P.F.ドラッカーさんの本に出会ったり、哲学についてのめり込んだり、仕事や人生の考え方に影響を受けた本もこの頃読んだ。これらについては、以下の記事にまとめている

記事:20代、若かった頃の自分におすすめしたい8冊の本。社会人14年目になったエンジニアからの紹介。

とにかく基礎を身につける時期。仕事と勉強を相当したと思う。もちろん勉強ばかりではなかったけど。

どっちかっていうとこのブログに出てこない趣味に時間を使っていた。一眼カメラや写真、コーヒーにはまだはまってない。今思うと、社畜的に仕事をしてもまだ自由な時間はあった方なのかなと思う。休める日は時間がフルにあったりとか、年末年始とか。ただ、ゴールデンウィークは何日か仕事してた記憶はある。

結婚、主に30代

結婚するとなると、やることが色々ある。それも人生。

一方で、結婚式の後は夫婦2人の生活。この頃はまだ自分の時間の確保はしやすい。

海外で仕事をしていたのはこの頃。夫婦でたくさん旅行をした、Sony α7を持って。

ウルル サンセット サンライズビューポイントから
2016年オーストラリアのウルルにて

また、ブログを始めたのはこの頃。サイトコンセプトを整え、デザインを検討し、WordPressで一からブログを作り、記事を書き溜めていった。これは相当に時間を使ったが、今でも続いていて僕の財産になっている。

はてなブログなどでブログデザインを選んでさっと始めることもできるけど、一からデザイン整えて、となると相当に時間がかかる。HTMLやCSSの勉強にすごく時間を使った。今思えば、それだけ使う時間があった。

何かに徹底的に打ち込むなら、この頃までかなーと。

子供1人

これまた社畜的な仕事をしていて、正直子育てをあまりできていなかった。よろしくない。

仕事は忙しい時期が多く、毎日朝から夜11時まで仕事という時期があったり。コロナ前は在宅勤務制度もなく、出社がベースなので平日はほとんど家にいなかった。実は一人目の子どもの0歳の頃の世話の記憶がほとんどない。大変よろしくない。

妻が仕事復帰後

子どもを一人で見る機会が増え、可処分時間が減った。子どもをみることの大変さを実感する機会になった(繰り返すが、普段からやるべきであって、よろしくない)。

関連記事:子供と過ごした3日間。考えたことの備忘録。(2020.7.26)

とはいえ2019年から2021年にかけて、家族の理解を得て米国PE(#ProfessionalEngineer)の資格に挑戦した。準備・勉強・受験・申請のトータルで何百時間使ったのではないか。おかげでライセンス取得することができた。感謝。

家族の理解と協力を得られれば、自分の時間を一定程度確保できる、そんな時期だったと言える。

なんだかなんだでブログも結構書いてるし、隙間時間を使えば何かに取り組むことはできるだろう(ブログは通勤時間にテキストを打ち込むことが多かった)。

子供2人

自分の時間激減期となる。

参考記事:子ども2人目の大変さ。メモ。(2022.11.23)

この時期は何かの勉強をするとか、新しいことを始めてどっぷり浸かる、といったことはできないと思った方が良い。もちろん睡眠時間を削れば時間を捻出できるとは思う。後は健康状態と優先順位の問題。

細切れの時間をどう使うか、といった時期になる。米国PEライセンス取得は二人目が生まれる前に完了しておいて良かったと思っている。

子どもがいるといろんな事務手続きだったりもあるし、家廻りでやることも考えることも多くなる。子どもがいくつになったら落ち着くのか、は不明。それは今後また記事にしていこう。子どもが大きくなれば自分の時間も増えるのかなと思うけど。

なお、小さな子どもはかわいいので、その時間を楽しむ時期なのかなと思う。神様に感謝しつつ。

おわりに

若いとき今時間があっても、将来時間がある保証はない。何かに取り組むなら、取り組まなければならないなら、時間がある時期を逸しないようにしたい。

お子さんがいらっしゃる家庭の大変さを僕は独身時代全くわかっていなかった。皆さんこういう生活をしているのかー、と40近くにして知った。子どもが小学生になったら、中学生になったら、というフェーズはまだこれから。どうなるのか数年後また書きたいなと思う。

繰り返すが、家族との生活は賑やかで楽しいのでそれを否定するものではない。むしろ縁に恵まれるならおすすめしたい。ただ、自分の時間はなくなるということ。人生設計の参考になれば。。

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Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。
好きなものはApple製品、コーヒー、革製品、デニム。旅とカメラも。Less is More.な生活に憧れる。
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