WAREHOUSE(ウエアハウス)の900XXを購入。
ウエアハウスはヴィンテージジーンズを研究し忠実に再現することに注力しているブランド。ぜひ一度穿いてみたいと思っていた。
何年も前、一度試着しに行ったがサイズが合わず諦めたことがある。しかし最近900XXというスリムモデルがあることを発見。購入に至ったというわけ。
購入にあたっては楽天にあるCANVASというショップで注文。質問にも丁寧にかつ迅速に回答いもらえたし、すぐに発送いただいたので感謝。
初めて試着せずネットからジーンズを購入
僕はジーンズを買うときは「基本試着して検討すべし」派。サイズ上の情報はあっても、穿いてみないとシルエットの出方などちょっとしたところが確認できない。
しかしCOVID-19対応緊急事態宣言下、お店に行くのもなぁ、と。でも新しいジーンズが欲しい!この気持ちが抑えられなかった。
そこで以下の対応を図った:
- 各所寸法(腰回り・股上・ワタリ・裾幅、etc.)を確認。
- 手持ちのジーンズ数本のサイズを確認(公式サイト情報と実物を実寸)
- ウェブサイト上の着用画像を探しては雰囲気をチェック
所有しているジーンズのシルエットの出方は自分が1番知っている。
上記で得た情報を総合判断して、これはいける!という判断をした。
結果的には予想通りドンピシャ!ではなかったが、自分の体とそれほど相性が悪くないシルエットだった。最高の色落ちを見せるWarehouseのデニムを穿きたかったので全然OK。
近くに試着できるショップがない方も多いかと思うので、上記の選び方も参考になれば幸いです。(ただし最終判断は自己責任になってしまいますが…)
購入したモデル
デニムブランド:WAREHOUSE(ウエアハウス)
モデル:900XX (スリムモデル)
状態:ワンウォッシュ
ノンウォッシュを買ってのり落としを楽しみたかったが、ワンウォッシュしか売ってなかったのが残念。
購入から裾上げして穿くまでの流れ
緊急事態宣言下であまりお店に行くのもあれなので、極力家を出ずに購入から裾上げまでをトライ。以下流れと実績。
2/12夜 ネット(楽天)で購入
2/15 ジーンズ到着
2/16 穿いてみて裾上げ長さを決定
2/17 郵送
2/21 裾上げされたものが家に到着
購入から概ね10日弱で裾上げ完了した。裾上げで1週間くらいかかるとWEBには記載あったので、早く仕上がった方だと思う。
なお、ワンウォッシュされていてさらに縮ませる必要がなかったため上記行程となっているが、ノンウォッシュの場合はのり落とし(ファーストウォッシュ)行程が入る。
裾上げで行ったこと
UESとは異なり、ウエアハウスは股下長さ指定ではカットしてくれない。おそらく誤差があるからだろう。穿いて調整して、ピンやクリップで止めて送るか、裾から何cm上でカットするか指定する必要がある。
- 裾上げ位置を決め、折り返してクリップで止める
- 返送先の住所、氏名、連絡先を記入
- 袋に入れてウエアハウスウェブサイト上に記載の郵送先に送付(ウエアハウス 裾上げ で検索すれば直ぐに辿り着ける)
送る際は発払い。返送費はウエアハウス側が持ってくれる。
クリップ止めでいいのか分からなかったけど、以下の通り裾上げされ返してもらった。長さもドンピシャだった(当たり前か…)、ありがとうございます。
裾上げウネウネリセット問題
裾上げをすると、洗濯で一度縮みねじれていい感じになった裾周りのウネウネがなくなってしまう。
ジーンズそのものを洗濯するか、裾から数センチだけ濡らしてドライヤーで乾かすか。
今回13.5ozデニムは比較的柔らかく感じ穿きやすそうだったので、後者を選択。
ある程度のウネウネを得ることができた。
全体写真
それではワンウォッシュ状態での全体写真から。
スッキリとしたシルエット。ファーストウォッシュで入った皺があるからか立体感がある。
ウエアハウス900XXのディテール
900XXとダブルXの名を冠するだけあって、ディテールもしっかり表現されている。
それでは写真で見ていこう。
股上は浅すぎず。いい髭が入りそうなフロント。
後ろ姿も素敵。
バックポケットにステッチこそないが、革パッチや赤タブがアクセントになっている。縮みによりしっかりパッカリングが出ている。
続いて角度を変えて。
赤タブはなんか不思議な感じ。文字を消すように赤い糸で刺繍されている。
コインポケット周り。
開くとステッチや隠しリベット等々のディテールが。
内側をのぞくと黄色系の耳。
最後に生地のアップを。
13.5ozの生地は硬すぎず、ワンウォッシュ時点ですでに穿きやすいと感じる。生地にはザラ感があってものすごくいい色落ちしそうな雰囲気。なんていうか、本物感を感じる。これがウエアハウスのデニムか…
おわりに
見るだけでテンションあがる仕上がり・クオリティのデニム。ウエアハウス。
900XXはスリムに位置付けられ、さまざまなシーンでも穿きやすいモデルと思う。しかし生地やディテールにはこだわりが詰まっていて経年変化を楽しめる。
そんな間違いないジーンズを、今後穿いていきながら変化が出たらまたレポートしたいと思います。