本を読みなさい。
多くの人が小さい頃から、そして大人になっても言われてきたことなんじゃないかと思う。
僕は今は言う側にいる。
僕は読書が好きで、そして周りに人にも「読書をして学び続けた方がいいよ」と言うようにしている。
なぜだろうか?
自分なりの読書論
読書の目的は一つじゃない。楽しみ方は人それぞれあっていいはずだ。古典、ビジネス書からエンターテイメント小説、エッセイ、写真集、雑誌、参考書…など幅は果てし無く広い。
僕も一つの分野にとらわれず色々なジャンルのものを読むようにしている。
しかしどんなジャンルであれで共通しているのは、書き手(著者)が必ずいて、その人の頭の中にあるイメージや情報、経験をその本を通じて得られるということ。
一生の中で自分1人でできる経験や思考には限りがある。でも本から学ぶことで先人の知恵を吸収し自身の幅を広げることができる。僕にとってはここが一番大きなポイント。だからその道の長年のプロが経験に基づいて創り上げた本を意識的にピックアップするようにしている。
例えば松下幸之助さんの本。パナソニックを立ち上げ成長させた経営者はその膨大な経験(失敗や成功)から何を語るのか。
人生2-30年くらいの経験では得られない知恵が本に詰まっているだろう。僕は多くのことを学ばせてもらったし仕事にも活かすよう意識している。
例えば新しいことにチャレンジし続けている方の本。未開の地を開拓している人はどんな景色を見て何を考え行動しているのか。
僕は高城剛さんの本も結構読んでいる。内容はぶっ飛んでいるところもあるかもしれないけど、そこがいい。
例えば哲学の解説書。昔の人が考えてきたことをわかりやすくまとめてくれている。著者の解釈なんかも入って現代に置き換えたらどう考えるべきか、なんて視点も入っていたりして面白い。
小説にも学ぶものがたくさんある。エンターテイメントととしても優秀だけど、普段触れない世界観に浸ることで得るものもあるだろう。僕は伊坂幸太郎さんの小説を読むことが多いけど、メッセージ性があって考えさせられることもしばしば。小説を読むことも間違いなく人生にプラスに働いている。
いくつか例を挙げたけど、正直書ききれない。僕が読んで人生に非常に役立った本を今後このブログでも紹介していきたい。
電子書籍の時代だが本屋も必要
用もなく本屋に行き、気になる本を手にとってはパラパラめくって見る。新しい話題の本が置いてあったり、今の流行りを知ることができる。
ネットで気になる本を検索するだけでは、自分の興味のある分野ばかりが目に入ることになる。ざーっと本屋を一周するのは、知らない分野の本に出会う可能性があるのでおすすめ。
ミニマリストの本を見つけたのも空港の本屋だった。あれで少し人生の考え方が変わったのだから、本屋巡りも悪くない。今はネットでなんでもできてしまう時代だけど、本屋は無くならないでほしいなと願う。
書店数の減少と将来の読書について思うこと。本屋はまだまだ必要?
僕が影響を受けたミニマリストな人たち8人。多くの人からミニマリズムの考え方と生き方を学ぶ。オススメの書籍やブログも紹介します
まとめ
いろいろな考え方はあると思うけど、読書にあたっての僕の考え方は以下の通り。
- 先人の知恵に学ぶべし
- 本屋に行って知らないジャンルにも手を出してみよう
- とにかく楽しんで本を読もう
エンジニアだからといって技術だけを学べばいいわけじゃない(もちろん技術は大事だけど)。
働くのは人間だし誰だって1人では生きていけない。
人生を充実させるために、質の高い仕事をするために、多くのことを学び成長し続けることが重要だと思っている。