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書店数の減少と将来の読書について思うこと。本屋はまだまだ必要?

2017-12-20Book

本屋の実店舗数が減少傾向らしい。

理由は推定の域かもしれないが、スマートフォンの普及による本離れや、Amazonや楽天の台頭による本屋売り上げ減少が挙げられている。

また、今後日本の人口が減少して地方の過疎化が進めばますます本屋数は減少に向かうに違いない。正直増える理由が見当たらない。

カフェと本屋でコラボしてみたり、工夫はしてくれているけど。

書店と電子書籍と

僕はiPhoneやiPadのKindleアプリで本を読むことが増えたので、若干申し訳ない気持ちもある。

でも海外にいたときは選択肢が電子書籍しかなかったのと、ミニマリストという考え方を知ってしまったんで。。。

一つの端末で読みきれないほどの本を持ち歩ける便利さは想像以上。

電子書籍化されてないものもあるので、今でも紙の本を買うことはあるけど、なんでKindleでないんだよー、って心の中で思っている。

一方で若干矛盾してるのだけど、僕にとって実店舗の本屋はまだまだ大切。理由は、

興味を持っていなかった分野に出会いやすいから

なんていうか、偶然見つけるんですよね。あ、面白そうだなって。

Amazonはこの本を買った人はこちらの商品も購入しています、的なメッセージをくれるけど、、

それじゃない、僕が求めているのは興味のない分野で面白そうな本。

Amazonのウェブサイト上でも人気の本や分野が紹介されているのだけれど、どうも頭に入ってこない。やっぱり実物の本が多数並べられている本屋だからこそ、という部分は残る。

街の本屋での楽しみ

本屋の中を歩き回る、

自分の直感で気になった本を選ぶ、

表紙を見て、

パラパラめくってみて、

面白そうだな

と思ったら買う。

ここには多分に本選びの経験や自分の感覚的に基準みたいなものがあって。

ネットで本を買うと、どちらかというと誰かの書いたレビューや評判を基準に置きがち。パラパラめくりができないからだと思う。

カスタマーレビューは誰が書いたかもわからないし、同じ感性の持ち主じゃないかもしれないし。

そう考えるとやっぱり自分の感性を活かせる実店舗はまだまだ欲しいなぁと。本屋は間違いなく僕の幅を広げてくれた存在。

海外にいた時はこれができなくて。英語の本だけが売ってる書店を回るのも楽しかったけど。やっぱり日本語ネイティブには日本語の本がありがたい。たいした英語力もないので英語の本を読むのは時間がかかる。

将来の本屋はどうなる?

テクノロジーが進化したら、本屋をぶらぶらできる感覚を得られるサービスができるだろうか。

例えばバーチャルリアリティの本屋があって、本を手に取るところまでできて、そのままAmazonで購入!みたいな。家にいながらにして本屋を歩いている感覚を得られるサービス。

あ、そうしたらやっぱり実店舗の本屋さんはなくなっちゃうな。うーむ。

本屋の経営者の皆さん、大変な時代になってきましたが、強みを見直して時代の変化に乗りつつ、引き続き良いサービスの提供をどうぞよろしくお願いします。

紙の本での読書体験もいいものだと思うので。

関連記事:読書のススメ。学び続けよう。

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Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。
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