僕のデジタルミラーレス一眼には焦点距離55mmの単焦点レンズをつけている。
単焦点レンズは優れた描写力というメリットを享受できる一方で、ズーム機能がない。
レンズを複数持ち歩きシーン毎に付け替える方もいるけれど、僕は旅行先ではできるだけ身軽でいたいのでレンズをいくつも持ち運ぶことは避けたい派。
以前にベトナム旅行を単焦点レンズ1本でトライした際の記事はこちら:
なので、今回のグアム旅行も55mmの単焦点レンズ一本のみでトライ。
どのような感想を持ったのか写真とともにまとめたい。
55mm単焦点レンズで切り取るグアム
広角レンズであれば広大な自然や、狭い建屋の中を迫力抜群に写すことができる。
一方中距離の単焦点レンズの場合、ポートレートや何か被写体を決めて撮ることが得意。
あんまり細かいことは考えずにパシャパシャと撮った写真のなかから、何枚かをピックアップしてみた。
55mmの単焦点レンズでグアムを撮るとこんな感じになりました、ということで参考にしていただければ。
鮮やかなブルーの海。そこに浮かぶボート
朝のグアムを散歩するカップル
遠浅の海にたたずむ三輪バギー
朝の準備に忙しいスタッフ
浜辺に書かれたGUAMの文字
USAといえばハンバーガーとポテト
やはり「広大な海!感」を撮るのは苦手
海の広がりを撮影するには、はやり広角に撮れるレンズが必要。
下の写真は55mmの単焦点でホテルの部屋から撮ったもの。
切り取れる範囲が狭くて、どうしても迫力に物足りなさを感じる。
まぁこれはしょうがないところ。
次の写真はiPhone Xで撮ったもの。
iPhone Xの広角側のカメラは焦点距離28mm相当と言われており、十分に迫力ある写真が撮れる。
1つ前の55mmのレンズの写真と比べてみると、切り取れる範囲の広さは一目瞭然。
あらためて広角のレンズが欲しくなる。。。。
という考え方もあるが、一つ考え方を変えれば….
近年のスマートフォンのカメラの性能は本当に素晴らしい。とも言える。
一眼カメラで撮ったものとパッと見ではわからないくらいになっている。
だから広角側はスマートフォンに任せるという割り切りもある。
広角28mmじゃ足りない!15mmくらいのレンズも欲しい!となったらそれはそういうレンズを買うしかない。でもそこまでいらないなら広角側はスマホに任せる、というのは今の時代十分アリ、だ。
結論
中・近距離の写真は50mm前後の単焦点レンズの得意分野、なんら問題なし。
55mmの単焦点レンズで広大な海、空を取り入れたリゾート感あふれる写真は厳しい、ということは改めてわかった(旅行に行く前から分かっていたが…)。
でもiPhone Xの写真のクオリティの高さがそれを救う。それも気づき。
ということで。
55mm単焦点レンズ1本で海外旅行はいけるのか?グアム編、というタイトルに対しては、
「デジタルミラーレス一眼 with 55mm単焦点レンズ」& 「高性能スマートフォンのカメラ」の組み合わせで解決!
これがグアム旅行を終えたばかりの僕のたどり着いた答え。
荷物は少なく、手持ちのガジェットをフル活用して旅行も写真も楽しみたい。