久々のMoneyカテゴリーの記事を書きたい。
今回のテーマは保険。
保険は何のためにあるのか?
人生に必要なものではある。しかし、何をカバーすべきか、をよく理解し、メリットデメリットの収支が合うかを考えなくてはいけない。
例えば貯蓄が十分にあるのであれば、保険に頼る部分は少なくたっていいはず。日本は何かあったときの公的保障やサポートも充実している、それでカバーできない分だけを他の保険に頼ればいい。
僕は一時期保険について勉強し、保険営業の方と議論の末(あれは10数年前かしら)、月々の保険料を相当に下げさせてもらった。
他の保険会社の営業の方に声を掛けられても、「資産形成相当に勉強して自分で運用してますが、何かアドバイス頂けますか?」と言って退けてしまう。申し訳ないけど。もちろん今はもっといい商品があるかもしれないけど、それに検討する時間が惜しいというのがあるので。
幸い大きな怪我や病気になってないが、今後どうなるか分からないので、これが正解だったか不明。ただ、自ら考え決めたものであり、主体的に人生を決めていると思っている。
保険の営業の皆さんも仕事なので、何かしら安心を売ろうとする。それが本当に必要かは自分で考えないといけない。
妻が保険代の高さで苦しそうだったとき、今を苦しくするための保険じゃないんだから、と言って最適化をアドバイスした。
状況やリスクの考え方は人それぞれなので、どんな保険が良いかもそれぞれ。ただ、本当にそれが最適なのかは人生で一度じっくり考える必要があると思う。学校でこういうことは教えてくれないが、数学と経済の基本はこういうところで役立てられるだろう。
皆様の保険料は、全体的な視点で得られる価値を最大化するよう最適化されているだろうか。自分の人生で必要なものになっているだろうか。明確な答えがないからこそ個々人が自分で考えないといけない。ただ、ChatGPTなどのAIに聞けばそれなりのアドバイスがもらえるので、そのハードルは低くなっていると思う。ぜひご検討を。
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