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M 光と影 M10-R Leica Summilux50

迷ったらライカM10-RはJPEGもDNG(RAW)も撮ることをおすすめ

2024-01-21Camera

今回の記事はデジタルライカM型で、JPEGのみで撮影するかDNGも撮影した方が良いか迷っている人向けに書きたいと思う(僕が使用しているのはM10-R)。

JPEG + DNGはファイル容量も大きくなるし、決してメリットばかりではない。でも僕は最近JPEG + DNGの設定で撮影している。その理由をメモしておきたい。

ライカM10-RのJPEGはStandardでもかなりシャドウを締める仕上がりになる。他のデジタルM型カメラがどうかはわからないが、同様の傾向ではないだろうか。

明暗差がある場所ではシャープな写真になる。

M
JPEGそのまま

しかし夕日のように一点が明るく、残りは暗い場合、JPEG写真の大半がほぼ黒になってしまうこともある(しかし真っ黒な部分は黒く強調されているだけで、RAWのデータは結構残っている)。

夕陽 六本木ヒルズスカイデッキから
JPEGそのまま
夕日 lightroom
DNGファイルをLightroomで編集(シャドウと黒レベルを少し持ち上げた)

明暗差があった方がクールに撮れることも多いので、これはこれ。

こういう特性がある上、カメラJPEGの設定をいちいち変更するのも大変だし、咄嗟に撮影するケースもあるので、M10-Rで撮影する場合はDNG(RAW)も撮っておくことをおすすめしたい。

僕はM10-Rの作るJPEGも好きなので、RAW編集なしでそのままカメラのJPEGを採用することも多い。

それもあって今ままでJPEG派でJPEGのみで撮っていた時期もあるのだが、Lightroomで色々編集してみてライカのJPEGの特性を少し理解して、この結論に至った。

常にDNG(RAW)で撮るとファイル容量が大きいので、ここぞだけにしておくとか、ライカのカメラだとうまく撮れないシーンに限るとか、やり方は色々あると思う。ただ、Leica M10-RのスタンダードJPEGは結構クセがあることは理解しておいた方が良いと思う次第。

検討の上でJPEGのみでOKという結論ならJPEGのみでも良いと思うし、それは人それぞれ。

ただ、DNG(RAW)は撮っておかないと後でどうしようもないので、今回このような記事を書きました。「迷ってるならJPEG+DNG」こうアドバイスしたいかなと。

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Yo
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