自分にとってインパクトのある一冊だった。
高城剛さんの「green bean to bar CHOCOLATE 世界で一番おいしいチョコレートの作り方 (NEXTRAVELER BOOKS)」。
テーマはカカオとチョコレート。
しかし衝撃を受けたのはそのストーリーテリングの手法。
引き込まれる写真。
様々なバックグラウンドと想いを持つ登場人物。
そこにストーリーがある。
伝わってくるものがある。
もちろんbean to bar CHOCOLATEのチョコを食べたくなったのは言うまでもない。
似たようなものをつくれと言われても到底できる気がしない。一日で読み終えてしまったが、いろいろ考えさせられた。こういう書籍は他にもきっとあるだろう、本屋で探してみたくなった。
本書がオススメの方
どういう方にこの本をオススメしたらいいのか、表現が難しい。あえて書くなら…
- 高城剛さんの送り出す作品に興味がある方
- カカオとチョコレートに興味がある方
- 文字ばかりの本ではなく、写真中心の本をたまには読みたいな、という方
- 写真での表現に興味がある方
Kindleなら千数百円で購入できるので体験してみてはいかがだろうか。
なお、iPad Pro11インチで読んだ感想としては、写真は十分に迫力を感じるが、文字は拡大しないと読めないな、ということ。iPhoneでは小さすぎる。
もっと大きなデバイスで読むか、やっぱり大きな紙の本で読んだ方がいいんだろうなーという印象。ただ、紙の本の方がお値段がそれなりだったような。
「green bean to bar CHOCOLATE 世界で一番おいしいチョコレートの作り方」を読んで
時代を先取る人たちは、何年も前から先を走っているもの。
一般の人たちにそのブームが伝わるのはしばらく先。
次はチョコレートブームが来る。
この本を読んでそう思った。
カフェの隣に、素敵なチョコレートのお店が並ぶ。そういう風景がたくさん見れる日がくるかもしれない。
カカオは体にいいという話もあるから、勢いに乗る可能性もある。
もしかしたらカフェチェーン店がチョコレートにより力を入れるかもしれない。
僕はコーヒーにこだわりがある方だけど、チョコレートにものめり込みたいな、そう思えた一冊。
We’re cacao lovers!
トークショー「ふたつの植物」とのつながり
この本は高城剛さんの過去のトークショーの内容につながっている。
そのときのテーマは「ふたつの植物」。
発信の仕方について、高城剛さんが伝えたかったこと。その一部はこの書籍に形として現れていると思う。
クリエイターとしての活動にこれからも目が離せない。
高城剛さんの書籍についての記事
- 高城剛さんの「LIFE PACKING 2020」を読んで。時代を生き抜くヒントを感じられるか(2020.12.9)
- 「時代を生きる力」を身につけるために。何を意識していったらいいのだろうか(2017.12.23)