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『コーヒーで読み解くSDGs』を読んで。コーヒーに対する価値観を変えうる一冊。

2021-09-07    Book, Cafe/Tea
コーヒーで読み解くSDGs

SDGs*という切り口からコーヒーの世界を見る。コーヒーというテーマを軸にSDGsを理解する。

*Sustainable Development Goals。エス・ディー・ジーズと読む。
サステイナブルは持続可能な、という意味。”Sustainable”と”Coffee”の結びつきが本書でのメインテーマ。

すごく新鮮で、それでいて大変学びの多い本だった。

コーヒーを愛する人みなさんにお勧めしたい書籍。

コーヒー豆を買うとき、どのように選んでいるだろうか。僕はどこの国の豆で、とか、焙煎の仕方とか、あとは風味の説明書き等をチェックして選んでいる。

しかし、もっと向こう側は?コーヒー豆生産の背景とか、歴史とか、と言われると何も知らなかった。

この本はそこを学ぶことができる。SDGsという切り口ではあるが、地理、歴史、コーヒー豆の知識、設備や環境への負荷、人、ビジネスの仕組み…目の前のコーヒーの背景にあるストーリーを幅広く、深く理解することができる。

上流から下流まで、昔から今に至るまで、全ては結びついている。

本書はJose川島良彰さん(コーヒーハンター)、池本幸生さん(東京大学教授)、山下加夏さん(サステイナビリティ・アドバイザ)の共著。

表紙には川島良彰さんのところにコーヒーハンターと記載があるが、最後の紹介では、株式会社ミカフェート代表取締役社長、日本サステイナブルコーヒー協会理事長、2019年『ニューズウィーク』の「世界が尊敬する日本人100」に選ばれるなど、と幅広い活躍の記載もされている。それぞれの専門性や経験、知識が融合して生み出された一冊と感じる。

自分で調べるだけではなかなかたどり着けないであろう世界を、本書で知ることができた。

本書から学んだこと

コーヒーの品種、アラビカ種とロブスタ種とは。

各国の特徴(中南米、ベトナム、アフリカetc.)、地理や歴史。コーヒー生産に関わる人たちと教育。

コーヒーの価格、生産者の取り分はどの程度か。それは適正なのか、どう考えるのか。

コーヒーの精選、ウォッシュドとナチュラルの違い。コーヒーと水の関係。

etc.

知ってるようで知らないこと。世界地図を眺めながら、購入したコーヒーのパッケージをチェックしたりしながら読み進めた。

セブンシーズコーヒー パッケージ

写真も多く、イメージしやすいし、読みやすくまとまっている。SDGsの各項目ごとに章立てしてあって、ちょこちょこと読むにも良いと思う。

この本がお勧めな人

コーヒーを愛する人たち、誰にでもお勧めできると思う。

誰がどこでどのようにコーヒー豆をつくっているのか、学ぶと世界が広がるはず。

あとSDGsがしっくり来ていない方。コーヒーというわかりやすいテーマを軸に、SDGsの趣旨の理解が深まると思う。

僕がここ最近読んだ本の中で、かなりヒットした一冊。

おわりに

テラコーヒー 瓶 コーヒー豆

タイトルにSDGsという言葉があるが、SDGsはあくまで一つの観点であって、もちろんその着想とかSDGsへの理解が深まるといったポイントも大きいのだが、本質はそこではないと感じた。

本質はやはり、コーヒーとそれを生産する人たちの生活、環境、ビジネス、ビジネスに関わる人、そしてコーヒーを飲む人。そしてサステイナブルとは。

いつも飲んでる飲み物なのに、知らないことがあまりにも多いな、そう学べた一冊。次のコーヒーがまた一つ違う味わいになりそう。

コーヒー好きな方にはぜひお勧めしたいなと思った本です。

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Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事や海外勤務等から学んだことをまとめるブログ。
好きなものはApple製品、コーヒー、革製品、デニム。旅とカメラも。Less is More.な生活に憧れる。
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