出張でスペインを訪れる機会があった。訪れた際の感想と印象をまとめたおく。
アクセス
直行便が成田-マドリード間で飛んでいる。IBERIA航空には初めて搭乗したが、ごく普通でありがたかった。

直行便とはいえ15時間くらい乗りっぱなしなのでなかなかの時間を機内で過ごすことになる。中東乗り継ぎだったり、ヨーロッパ各国経由だったりあるので、いくつか選択肢を並べてみると良いだろう。個人的には、仕事と読書で15時間くらいならあっという間な感覚ではある。
文化の違い
時間の感覚に関する違いが一番印象的だった。
「懇親会は20:30開始で良いか?」という会話からのお話。
日本と米国からのメンバーだったが、遅いという感覚は同じ。
スペインの人「いつも夕飯は何時から?」
米国の人「6時くらい」
スペインの人「6時!?」
スペインの人「こちらは10時くらい」
日・米の人「 10時!!?」
スペインだと、昼食は14時頃から、夕食は21-22時からが基本らしい。
ベースが2時間くらい違う。
スペインに訪れたタイミングでは、日の出が6:45頃だった。

日の入りは21:30頃。

日本の日の出が4:30とかだから、そもそも2hrくらい時間の設定がずれている、と言えそう。
なんでそうしているのか気になったのでネットで調べると、どうやら中央ヨーロッパ時間を採用しているためらしい。ふむふむ、勉強になる。
物価
物価はヨーロッパの割に安くて、食事も種類が豊富。以前ノルウェーに訪れたとき、衝撃的な物価の高さだったが、あれに比べるとかなり安いと感じる。人気の旅行先になるよな、と実感。
おわりに
地中海に面する国は陽気な人が多いイメージだが、その理由を体感できた気がする。いい天気が続き、夜まで明るかったら気分も明るくなるよな、と。
僕はこれまでプライベート・仕事も含めて、またちょっとした滞在も含め、15カ国を訪れたことがある。
米国、カナダ、トルコ、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、ギリシャ、ノルウェー、オランダ、ベトナム、中国、韓国、シンガポール、オーストラリア
地中海に面する国であるイタリア、スペイン、ギリシャは似てるところがあると思った。街並みから人々の雰囲気まで。
オーストラリア在住時に韓国を訪れたとき、日本と似ているところが多いな、とも思った。
その国の歴史の部分も大きいと思いつつ、やっぱり気候や環境(海とか山とか)、地理がその国の雰囲気に大きく影響するのだろうな、というのが改めての印象。
今回はマドリードだったが、以前から行きたいと思っているのがバルセロナ。
仕事じゃなくて、引退して自由になった上でバルセロナに住んでみたい。また会おう、スペイン。
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