α7C IIとライカレンズの相性はどうか、シリーズ。
今回はApo-Summicron-M 35mm。なかなかテストする時間ないのだが、この夏に撮った写真数枚を載せてみようと思う。
東京駅
いつもの東京駅で何枚か撮ってみた。
カメラのJPEGそのままでもよく撮れているような気はしつつ。
隅の空の色を見ると、マゼンダ被りしているような。。?このレンズは元々これに近い空の描写をするイメージがあるのでなんとも言えない。
Lightroomに取り込み、いつものプリセットを当てたらこんな感じ。
こっちの方が自然な気はする。Adobe colorとの相性は良いのだろうか。それともLightroomでアレンジした要素の何かによるものか。
ライカとSonyではセンサーのカバーガラスの厚みが違うので周辺に差が出る、というが、カメラ二つ持ってレンズを付け替えて撮影しているわけではないので不明。。純正が一番間違いない。気になるならM型で撮るのが良いだろう。
もう一枚。
端っこの空が紫がかっているような。
以下はLightroomのAdobe colorで編集したもの。
こっちの方が自然か。
カメラの出すJPEGそのままでは、レンズの周辺糸巻き型歪曲収差がちゃんと残る。
右下のタイルの変形が顕著かな。ググッと..ね。周辺減光もなかなか。
ただ、Lightroomに取り込んでレンズのプロファイルを当てれば歪曲収差は補正される。
まだ違和感を感じるのは僕が正面からちゃんと撮れてないだけか…
まぁでも、悪くない気はした。全体的に違和感ないというか。
暗めに撮ると、周辺減光はより顕著に?
カメラとレンズの見た目は。
好みは人それぞれだろうけれど。
個人的には悪くないと思うな。サイズ感はマッチしている。
上から。
所感
Summilux-M-50mmと比較して、こっちの方が違和感なく見れる、というのが何枚か撮っての感想。
Lightroomありきにはなるが、M10-Rの予備ボディとして使えるのかなと。α7C IIは動画が撮れるし、Apo-summicron-M-35mmの30cm-70cmまでの範囲でも違和感なく撮れる(M型だと70cmまでがレンジファインダーの限界で、それ以下はライビューに切り替える必要がある)。この点においても、Summilux-M-50m(最短撮影距離70cm)よりもこっちのレンズの方が相性がいいと言える。
ただ、拡大すると気になるときもある。
繰り返しにはなるが、純正レンズ&カメラのセットが間違いないと思いつつ、使える組み合わせなのかなというのが今回の発見。Summilux-M-50mm/f1.4より相性いい印象。
もっと細かいところは、テストしてみたくなったらいつか。。
今回のメモ、おしまい。