2019年から取り組んできた米国PE(プロフェッショナルエンジニア)。
FE試験、PE試験を通過し、学歴・業務経験の評価等をクリアし州への登録が完了するとやっとPEを名乗ることができるようになる。
約2年かけ、2021年にようやくPEライセンスを得ることができた。今年の目標として掲げていたのもあり、また思っていたよりも大変だったこともあり、達成感のようなものはある。
ここまでPEについて書いてきた記事の数は9つ。
- Professional Engineerへの道。FE試験に登録する手順。まずは最初のステップを。(2019.8.3)
- FE試験受験。感想と、もう一度受験するかもしれない自分へのアドバイス(2019.11.1)
- FE試験(Mechanical)合格までに使用したテキスト・問題集、計算機などの紹介。どのように勉強したのか、も。(2019.11.9)
- PE Mechanical。試験の申込手順とかかった期間と費用。いよいよ試験は3ヶ月後。(2020.1.23)
- PE試験の勉強に使った参考書とかかった費用【Professional Engineer】(2020.10.8)
- PE試験のために準備・勉強したこと。受験してみての感想【Professional Engineer】(2020.10.12)
- Credentials Evaluationを完了するまでの手順【米国PEへの道】(2021.6.29)
- PEライセンス登録する州を考えたメモ(2021.8.1)
- PE Stamp購入。無事に日本に到着。(2021.10.12)
チャレンジ開始から取得までを定期的に日本語でブログに記録してるのは、僕が初めてではないだろうか。試験受験直後の感想などは後になっては書けない。そのときそのときに感じたことを鮮度をもって残しているので参考にしていただければと思う。もちろんみなさんバックグラウンドが違うので僕が言ってることが全てではないけれど。PEはあまりにもネット上に情報が少ないので。。
多くの方がPEを身近に感じ、エンジニアとして成長するためにトライしてもらえたらと思う。
僕は、Mechanical EngineerとしてPEに挑戦したが、本当に勉強になったし、自分の知識やスキルを高めることができた。また、キャリアを考えるきっかけにもなった。
一人でPEライセンスを取得することはできなくて、大学から書類を郵送してもらったり、お世話になった方にリファレンスを書いていただいたり業務経歴の証明をしていただいたり…と多くの方にご協力いただく必要がある。
もちろん試験に合格するためには過去受験者の方の情報は参考になるし、Credentials Evaluationにあたっても多くの方にお世話になった。
多くの方々に支えられて、ここまでやってこれたと思う。みなさま、本当にありがとうございました。
しかしPEライセンスを得ることが最終ゴールではない。エンジニアとして自覚を持ち、世のため人のために貢献することが重要。自らを律することが重要でPEではEthicsの部分も非常に重視されている。
改めて気を引き締めてエンジニアとして邁進していくつもり。
PEライセンスの維持には定期的にエンジニアとしての勉強・活動も求められる(PDH:Professional Development Hours)。これからが重要なのだ。
僕は幸いなことにかれこれ十数年エンジニアとして経験を積むことができている。資格もいくつかトライしたし、海外で仕事をする機会もいただけた。
この知識と経験をまっさらにして違う仕事に携わるよりも、技術をベースに仕事をした方が世界に貢献できると信じている。PEライセンスをとったのは、エンジニアとして世界でやっていくことに一本芯を通す意味があった。コミットするというか。
自分はProfessional Engineerだ。こう言えるようになったことは大きな一歩。これを軸とするキャリアを歩んでいきたい。僕はいつからか、エンジニアとしての生き方にこだわるようになった気がする。海外で60歳を超えてもエンジニアとして活躍してる大ベテランを間近にみたのが大きかったのかも。
このブログの名前にもエンジニアという言葉を入れている。エンジニアであることに誇りを持ち、エンジニアとしての自覚を持ち、社会に貢献する。そういう姿勢を見せたいし、これからエンジニアを目指す若い人たちに希望を持ってもらえるようになりたい。
以上、少し話が逸れたものの、僕にとってPEライセンスを取得するということ。をまとめたみた。これが人生を変えるのか、は今後の自分次第。また思うことがあればブログに書きたいと思います。