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逆ソクラテス 伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』を読んで。子どもの視点から眺める世界

2023-07-24Book

この作品は、子どもの視点からみた世界が描かれる短編集5つ収録されている。

伊坂さんらしい、その物語を最後まで読むと最初の場面の意味がわかる、伏線回収。そして相変わらずの小気味良い会話とテンポ。そしてメッセージを含む物語。

短編集間のつながりも気になりつつ、あっという間に読める小説と思う。

5つの短編集のタイトルは以下の通り

個人的に一番良かったのは逆ソクラテス。

先入観やそれが引き起こす未来。いい意味でも悪い意味でも先入観は未来に影響を及ぼしてしまう。

「僕はそうは思わない」

このワードは好きかな。僕はひねくれてるタイプでこの言葉をよく使ってしまうけど、この小説ではとても力強く、前向きに響く。

その他の物語も、子どもたちの視点を通じて学ぶことも多かった。

読後の気持ち的には、スカッと感みたいなものは感じなくて、物語全てを通して色々感じるものがある、という小説だった。

世界はつながっていて、過去と未来もつながっている。哲学的なメッセージを僕は感じたが、読む人にとって感じ方も色々なのかなと。

若い人、それこそ中学生、いや小学生高学年くらいなら読めると思うので、幅広い人に読んでもらいたい一冊。

ちなみに、公式サイトのページに伊坂さんのインタビュー記事が載っている。どのような想いで書いたのか読めるので、お勧め。

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Yo
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