定期的にやってくる、カメラ持って外を歩きたい衝動。
去年に引き続き横浜みなとみらいエリアをダーっと歩いてきた。Leica Q2を持って。
写真を並べながら、思ったこと・考えたことをただ書いていきます。
スタート
首都高情報に表示されていた注意書き。
「不要不急の外出・移動は自粛」
いきなり出鼻を挫かれたというか、散歩はいいんだっけ、と不安になる注意表示。
今も日々COVID-19感染者数が増加中。でも、「健康のためにマスクをして人と距離を取りながら歩くのはいいはずだ。公共交通機関も使ってないし」そう言い聞かせながら目的地へ向かう。
続いて出会ったのはロープウェイ、YOKOHAMA AIR CABIN。
そういえば去年建設中だったなと思い出す。
1年あっという間だな…と。
歩いている途中で何やら人の集まりに遭遇。
東京は緊急事態宣言中。神奈川県は緊急事態宣言と同等の措置を講じている最中。
一度緩めたらリバウンドすることは分かっていたので、何度目かの緊急事態宣言発令にも驚きはなく、ひたすら続くCOVID-19の状況を我慢するのみ。デルタ株と言った新しいタイプが感染状況を悪い方に動かし世界はいまだに混乱している。
しかし東京オリンピックは開幕し、7/23には開会式もとり行われた。努力している人、準備してきた人、これで悪い影響を被っている人、メディアの情報に振り回される人々、その一面しか見てない僕はいいも悪いもコメントはできない。
ただ、今日横浜を歩き、小さくとも人を集めて開催されるイベントを見て、無観客としたオリンピックの試合とのアンバランスを感じざるを得ない。これには難しい力学が働いたのだと思うけど、根っこのところを理解するのは難しいように思う。
次は赤レンガ倉庫を通過して海に向かう。
赤レンガ倉庫エリアでは台湾祭が開催されていた。調べてみると、「神奈川県版緊急事態宣言」とやらに従い酒類の提供はなし、時間も短縮して開催しているらしい。
首都高情報で見た不要不急の外出とはなんぞや、と思ってしまうが、日本のこういう曖昧さはいい面悪い面あってなんとも言いにくい。準備してきた人、楽しみにしてた人にとってはありがたいだろうし、オリンピックの有観客を望む人にとっては何が違うのか、となると思う。本当に答えのない難しい問題。
ようやく到着した海。そして雲。
夏の夕方感ある写真が撮れた。ライカQ2はしっとりとした空気感を撮るのが上手い気がする。
夏の夕方感。
ここで、おや、と気がついた。
オリンピック感
少し歩いたところにオリンピックのシンボルモニュメントが設置されていた。
この期間中にオリンピック感ある景色を見るとは思ってなかった。
いざ見つけてしまうと被写体としてどうしても色々撮りたくなってしまう。ということで日が沈んだ後まで残り、パシャパシャと撮影した。
ちなみにライトアップは午後7時から。ピッタリ7時に電気がついたのをみて、さすが日本だなと。
帰り際、陽が沈むとまた街は違う雰囲気のため、いちいち足を止めてはパシャパシャ。
おわりに
ただ、写真を撮って思ったことを書いてみた記事。
10年後、これを読んで何を思うだろうか。ちょっと楽しみではある。
本当は綺麗な夕焼けでも出ないかなと思って出かけたんだけど、そっちは全然で、思いもよらなかったモノや場面に出会えたので結果オーライ。
カメラ持って外歩いてみるもんだな、と思った。
やっぱりカメラを持って歩くのは楽しい。一生ものの趣味と思う。
また定期的に街歩きをしよう。
去年の記事
- ライカQ2と夏の夕空。(2020.8.16)