自分で英訳した文章(約25000文字ほど)をネイティブチェックしてもらった。
もう少し細くいうと、「日本語を一旦Google翻訳にかけてから自分で修正をかけた英文」をチェックしてもらった(専門性を持った方のProofreading)。
そこで学んだことは、自分の英語のレベルの低さ。海外に行く前にTOEICは870だったのと、4年くらい英語で仕事をしたのもあって英語に苦手意識はないのだが、今回改めて自分のクオリティのなさを知ったというか。
自分のメモとして、このレベルも分かってなかったという意味で残しておきたい。
学んだこと
専門的な表現のところ以外で多数指摘いただいたので、具体例をいくつか挙げておく。修正されたのはここに記載する部分だけではない。あくまで一部。。
1.学年
大学1年生、2年生と言うときにどういう英語を使うか。
僕の訳は大学1年生を1st gradeとしていたのだが、これは小学1年などを表現するものとのこと。大学の場合、学年は1st year、2nd yearと表記する。
こんなことも知らなかった。。確かにGoogleで調べると普通に解説されている。
2.堅めの文章で「多くの」と書くとき
A lot ofを僕は使いがちだった。ところがこれは少しカジュアルな表現の模様。
堅めの文章ではmanyとか、文脈によってはconsiderableとか。
そ、そうなんですか…
3.「項目」
「これらの項目は…」という文言の訳に僕はよくitemという単語を使っていた。ただ、itemはどちらかというと物理的なモノをイメージして使うとのこと。議論や課題ならItemよりもsubjectの方が適切、と。
な、なるほど。。。
「問題」
issue, problemとあるが哲学的な議論はissueと訳すらしい。「問題」を安易にproblemとしていた箇所は修正いただいた。
その他
他には、ついつい””を使いがちだったようで、多数修正された。書籍名などはイタリックで表記する。””などで囲わない。その他カンマや文法の不自然さは多数指摘を受けた。
ネイティブチェックを受けて感じたこと
平均的な日本人と比較すれば英語はできる方だとは思っていた。
ただ、そもそもその比較がよくないことを改めて悟った。日本に戻ってきて日本人に囲まれ日本語で仕事してるのがよくない。
今回ネイティブにチェックしてもらって、自分のレベルの低さを実感。ネイティブに囲まれれば自分の英語などあまりに不自然で、気になる点だらけなのだということに改めて気づいた。
これを認識してまた英語を勉強しようと思えた。これは自分にとって大きい。海外で仕事したいとか言っていた自分に喝を入れたい。
エンジニアとして日本人が誰一人いない環境でチャレンジしたいという想いがずっとある。ところがそもそもの英語力は世界標準で見たらプアだという認識を持つべきという気づきを改めて得られた。日本で生活してかれこれ4年、英語力の低下も感じる。
ネイティブチェックを毎回受けるのは大変にお金がかかる。自然な英語を身につけるためには、自然な英語にふれ、自分の英語に違和感を感じられるようになる必要がある。大量の英語インプットも必要。
そしてアウトプットもしないといいインプットも得られないだろう。使ってこそ自分のものになる。
しかし、さてどうしたものか。
本当は日本人のいない職場に突っ込むことがベストなんだけど、今は残念ながら叶わない。
英語でブログでも始めるか。テーマは何にしようか。ジーンズとか、カメラや写真とか。
英語でブログ。久々にまた挑戦するのはいいかもしれない。
鉄が熱いうちに、何かを始めたい。