昔からおなかの調子が良くなくて、腸内検査を受けたこともある。でもそのときは「きれいで全く問題ないですね」と言われてしまった。
検査しても何も悪くない。でも自分の調子は良くない。
何が悪いのだろう、と色々調べてグルテンフリーとかカゼインフリーとかにたどり着き、少し試してみたこともある。そんな経緯もあってめっきりラーメンは食べなくなった。
まだ調子の悪いときがあっていまだに原因は不明なのだが、一つこれかな、という本に出会った。
『おなかのカビが病気の原因だった』 内山葉子著
カビか…!!
菌はいろんなところにいるのは知っている。カビと言ってもその定義は何か、何が良くて何が悪いのか。そんな解説が本書にある。知らないことを知るというのは面白いもので、もし興味があるならこの本を手に取ってみるといいと思う。
本書でもグルテンやカゼインは良くないとされている。他にも健康にいいとされるもの(例えばキノコや発酵食品)も、食べ過ぎは良くないと解説されている。
何事もバランスが大事、と。
ふむふむ。
薬も飲み過ぎは良くないとされててまさにそう思うし、とても納得感のある話が満載。
読んでいて気づきがあったのがお酒。特にビール。
ふと思うと、僕はビールを飲んだ次の日は体調が悪い気がする。今でこそCOVID-19の影響で飲み会が一切ないが、いっとき年度末・年度始めに毎日のように飲み会があった。
連続で体調(特にお腹)が良くなかったのはビールやお酒のせいでは…
あえてお酒を飲んで体調が悪くなるかチェックするのもアレだが、今後色々検証してみたいなと思っている。
<2021.5.5追記>ビールやめました:ビールをやめることにした日。とその理由。
本書をお勧めしたい人
体調不良の原因がわからず、何か理由を探りたい人にはおすすめしたい。本書では食事の重要性を説明してくれる。何が良くて何が悪いかは自分の体の調子を見て判断ということになるが、一般論として様々な情報を与えてくれる。今後スーパーやコンビニで食品を買うときの判断基準が変わると思う。
原因不明で体調が良くないとき。この本に書かれてることをやったら必ず良くなるという保証もないかもしれないが、書かれていることにトライする価値はあると思う。
さらっと読めるボリュームなので、気になる方はぜひ。
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