A.P.C.(アー・ペー・セー)のpetit STANDARD(プチスタンダード)は細身で合わせやすい定番デニム。
写真の記録を遡ると、僕はこれを2008年に購入しているようだ。
毎日穿いているわけではないが、コンスタントに穿き続けてきた。シルエットが抜群によくシンプルゆえ都会的な印象のジーンズで、ファッション全体を引き締めてくれる。
ちょこちょこ穿いては洗濯し、少しずつ色落ちが進んできたので、このタイミングで色落ちレポートを作成します。
穿き始めの頃の写真
10年以上前の写真が残っていたので紹介する。
購入したのは原宿のA.P.C.だったと記憶している。地下に階段で降りていく店舗だった。
サイズ感がわからず、いろいろ試着して決めた。いくつかあるモデルの中から選んだのはプチスタンダード。
今でこそスキニージーンズというのは一般的になったが、当時ここまで細いジーンズを作っているメーカーは少なかった。このシルエットが決め手となり購入に至った。いまでも穿き続けているが、いいモノは長く使えるいい例だと思う。
なお、このデニムに限ってインチ数は他のデニムよりも2も小さめを選択している。ジャストサイズは試着して決めることをおすすめする。
穿き始めは濃いインディゴの状態からだが、シャープなシルエットゆえ野暮ったさがない。ワンウォッシュの状態からもかっこいいデニムだ。
A.P.C.のお店で裾上げを依頼したが、裾は残念ながらシングルステッチだった。まぁ細かいことは気にしない。
耳は赤耳。
10年間ちょっとずつ穿いたA.P.C.の色落ち
それでは10年ちょっと穿いたA.P.C.の色落ちを見ていこう。着用頻度は1/Weekよりも少ない。
まだまだ色落ちし始め、という状況。
腰回りはヒゲに沿って色落ちが始まっている。
ヴィンテージジーンズやレプリカジーンズのような縦落ち感はそこまでではないものの、十分に色落ちを楽しめる生地かなという印象。
バックスタイルもシンプルの極み。
革パッチもバックポケットのステッチもない。ミニマルなデザインを貫いたデザインとなっている。
膝裏もハチノス上についたシワにそって色落ちしているのがわかる程度になった。
裾が一番色落ちが進んでいる。
インディゴが一番残るのがポケットの裏。ここはあまり変化がない。コインポケットの裏は赤耳ではない。
ボタンホールにダメージは特になし。
おわりに
シンプルなデザインと洗練されたシルエットのA.P.C.のpetit Standard。
まだまだ色落ちを始めたばかり。けれども「さぁこれから色落ちが加速しますよ!」という状態になったので今回色落ちの記事を作成した。
どんな色落ちになっていくのか、楽しみにしながら穿き続けていきたい。