Googleはロジカルで冷徹。
ときに評価の方法を変え、ウェブサイトを運営する人を恐怖に陥れる。
何時間かけて書いた記事だから…なんて温情は期待してはいけない。
Googleが取得するデータ、Googleのアルゴリズムで価値があると評価されなければ、検索結果で上位表示されることはない。
まずは勝負できるニッチなフィールドで結果をだしつつ、自身のブログの評価を上げていく必要がある。
会社の方がもう少し甘い気がする。
日ごろの仕事ぶりを職場で見ることができるから、その人のポテンシャルだったり仕事のプロセスだったりを評価してもらえる。
たとえ1つの仕事で結果が出なかったとしても、経験から実力はある程度測れるので。
だから一生懸命仕事をすれば、見ている人は見てくれているし、報われる可能性が高い。もちろん相対評価なので、ほかにもっと凄い人がいれば社内での序列は低くなってしまうけど。
一つ会社員の弊害があるとしたら、その会社のなかで評価されたという経験がその人の幅を狭めてしまう可能性があること。
変化の激しい時代。今の仕事がずっとあるとは限らない。
どこでも活躍できるようにしておいた方がいい。
そんなとき、「1つの会社でしか評価されたことがない」というのは若干の不安が残る。
そこでウェブサイトやブログの運営、である。
これはすごくいいトレーニングになる。
アイデアを形にする力、文章力、構成力、データ分析、継続性、etc..
価値を提供しないと人にもGoogleにも評価されない。しかも相手は広大なウェブの世界。
ライバル多数。
そんな中キラリと光らないと見つけてすらもらえない。見つけてもらうにはどうしたらいいか、そんなことも考えながら取り組むことになる。
自分の強みはなんなのか、自分の価値はなんなのか、を考えることにもつながる。
ブログのいいところはゼロからできること。
会社での実績なんてものはよほどでない限り(世間で・Web上ですでに評価されているレベル)、役に立たない。
誰もが最初は0PV(ページビュー)からスタートする。最初は誰も読んでくれない。
自分の持つ情報、経験、思考を形(文章や動画)にし、それをGoogleに売り込む。もしくは別のルートで売り込む(Twitterなど)。
そこからどのように評価されるか、ニーズにマッチしているか。自分のやりたいことや伝えたいことと、必要とされていることのギャップをどう埋めるか。
試行錯誤を繰り返す。
結果は明確に数値化される。
・PV
・検索流入の数
・滞在時間
…
うまくいくとこれらの数値に如実に現れる。これが面白い。
もしここで評価されないなら、会社ではうまくいってもWebの世界ではうまくいかない、ということ。
何歳になっても挑戦するという環境は大切。
若い気持ちを保てるし、視野も広がる。
あまりリスクはないので、トライしてみたい人にはオススメする。
ブログのアクセス数が伸びないからといって、すぐに諦めてはいけないと思っている。
よく考えてほしい。
若くして新入社員で入社し、数ヶ月やそこらで一流の仕事ができるようになるだろうか。毎日8時間頑張っても、一人前になるまでに相当の時間がかかる。
ブログだって一緒ではないだろうか。
数ヶ月で評価されるようになるケースなんて稀なはずだ。
すぐに諦めてしまう人も多いということなのだが、それではもったいない。
ある程度評価されるまでのスキルを身につけておけば、絶対にいつか役に立つと思う。
そう思って僕は続けている。
職場のあるいわゆる一般的な仕事、ウェブの世界…..。複数の環境で評価されるようにしておきたい。これがいつか自分の身を助けると信じている。ウェブの世界の知識も無駄にならないはずだ。
ということで、日々、いろいろなことを考えながらブログ運営をしています。
試行錯誤。
このブログはまだまだですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。