Darwin(ダーウィン)はオーストラリアの北部準州の州都。日本からの直行便はなく、ケアンズやシドニー、もしくはシンガポールやマレーシアから乗り継いでアクセスする。
オーストラリアの旅行先としてはメジャーではなく、訪れたことがある人はそれほど多くないだろう。
ダーウィンの気候は大きく分けて2つに分けられる。乾季と雨季で、乾季はだいたい4月下旬〜10月頃。この季節は雨がほとんど降らず、最高気温も30度くらいでとても過ごしやすい。旅行に行くなら必ず乾季を狙ってほしい。
そんなダーウィンという街を訪れる際、ぜひ行ってほしい場所・イベントがある。
それは「Mindil Beach Sunset Market(ミンディルビーチ・サンセット・マーケット)」。
雨の降らない乾季(4月の下旬〜9月)のうち毎週木・日曜の夕方(4PM-9PM)だけ開催される。多くの人が集まり楽しむマーケットで、ローカルの人たちも楽しみにしているイベントである。
ミンディルビーチの場所
Mindil Beach(ミンディルビーチ)はダーウィンの街の中心から車で10分弱ほどの場所にある。
マーケットが開催されるときは、空き地に駐車場ができるのでそこに車を止める。レンタカーを借りているなら車で移動するとよい。もちろんタクシーでも行ける。
時期によっては駐車場がいっぱいになるほどに混雑することもある。
マーケットにはビーチからも公園側からもアクセス自由だけど、一応入り口らしき場所に看板も立っている。
現地についてさえしまえば、人も集まっているので迷うことはないと思う。
屋台とオススメの料理
ここでは50を超える異なる種類の屋台(フード)が並び、お土産屋さんや小物を取り扱うお店もある。
マーケットを歩いていると、フルーツスムージーのカップを持っている人を多く見かける。これは、行ったら必ず飲むほど美味しい。上の写真右手に写っているのがフルーツスムージー(Fruit Smoothy)のお店。おすすめ。
料理については、多くの文化が交差するダーウィンだからこそ多種多様な味を楽しむことができる。日本人に合うであろう味付けの料理として僕がオススメしたいのはラクサ(LAKSA)。
これはシンガポールやマレーシアの麺料理で、ちょっと濃いめの味付けだけど何度でも食べたくなるほどのおいしさ。
また、このマーケットにオイスター屋さんがあってここの牡蠣が絶品だった。レモンをかけて食べるのだが、美味しい。
その他にもピザ屋さんもあれば中華料理もあったり、好みに合う料理を見つけることができると思う。
なお、このマーケットにはあまり座って食べるような椅子やテーブルは用意されていないので、腰掛ける用のシートを持っていくとよい。ローカルの皆さんは、レジャー用の椅子やテーブルとドリンクの入ったクーラーボックスを持って訪れる人が多い。
アルコール類は販売していない
ちなみに、このマーケットではビールやワインなどのアルコール類のドリンクを販売しているお店はない。飲みたい方は街のスーパーで購入して持って行こう。
美しい夕陽は絶対に見てほしい
夕陽の時間は必ずおさえておき、その時間よりちょっと早いタイミングで浜辺に出よう。
多くの人たちがサンセットを眺めている。
ときには自然と拍手が起きることもある。
こんなに美しい夕陽をながめることができる場所はそうそうない。
夕日の写真で、僕が今まで撮影した中で一番のお気に入りはこれ。
本当に特別な瞬間で、何度でも訪れたくなる場所の一つ。
おわりに
ウェブサイトや旅行ガイドなどで観光スポットが各所紹介されているものの、本当に訪れた人が書いているのか不明なものも多い。その場所の良さが伝わってこないというか….
実際にその場で感じた空気感は格別で、僕はその素晴らしさを少しでもお伝えできればと思ってこの記事を書いた。
Mindil Beach Sunset Marketは本当に訪れる価値がある場所だと思っていて、ダーウィンにこれから行きます、という人に僕は必ず紹介している。