今日一日体調がすぐれなくて、家でずっとiPadを使って財布を探していた。
BellroyのNote Sleeveを見つけてから、今より薄い財布を見つけたい。そんな気持ちに火がついてしまったのだ。
Note Sleeveは現物を見てみたけど少し横幅が広くて、僕にはしっくりこなかった。カッコいいいのだけど。
2つ折りで一万円札サイズを収めようとすると、どうしても横幅は広めにとらざるをえない。
Bellroyはステキな財布をいくつもリリースしていて、他にも”High Line”も魅力的なのだが、どうもしっくりこなかった。
理由は不明。でもモノを買うときなんてそんなもの。
British Greenの胸ポケット財布の弱点は厚さ
カードケースレベルのコンパクトネスを実現し、お札・カード・鍵(できれば小銭)までを収納するなら、はやり三つ折り財布しかない。
現在使用中のブリティッシュグリーンの胸ポケット財布は縦×横は素晴らしく小さいのだけど、厚みがある。
これは構造上様々な機能を持たせているから。小銭入れは使いやすくていいのだけれど、使用する革が増えるため厚みが増えてしまう。
カードを入れるポケットも複数あるので、その分革の枚数が増える。
いや、この財布は小さくて薄い方にはいるとは思う。
でももっと機能を削ぎ落としたミニマルな財布が欲しい。
ただのわがままなのだが、いいものを探し続けることは楽しいのです。。
コンパクトで薄い財布を発見
機能をそぎ落とした上で、コンパクトな設計の財布。
そんな財布がないものかとウェブ上をさまよっていたら見つけてしまった。
それはm+(エムピウ)のstraccio(ストラッチョ) goatというモデル。
[straccio]は「端切れ・ぼろ切れ」転じて「存在感が希薄な」といった意味を持つ、肩肘を張らない財布です。
とのこと。
ゴートは、タンニン鞣し山羊革を使用した柔らさのある財布。
本体寸法はW102 × D68 × H15mmで重量なんとたったの30g!
これでお札もカード4〜5枚も小銭10〜15枚も入る。
値段も4,860円とお求めやすい価格になっている。
W950 × D80 × H30mmで重量約60gのBritish Greenの胸ポケット財布とくらべてもコンパクトさと軽さで上回っていると言えよう。
「これだけでもひと通り使えるよね」というギリギリのラインで設計した財布はまさにミニマリスト的思考に基づいたモノ。
公式サイトによるとgoatモデルは「※革の品質が安定しないため、在庫限りで販売を終了致します。」とあり、もうこれは勢いで買ってしまうしかないと考える。
ちなみに、現在展開されているモデルはstraccio Liscio/Buttero : ¥7,500(+tax)とsuperiore : ¥12,000(+tax)の2種類。どちらもベーシックなデザインは同じだが、異なる革を用いるため厚みや重さ、そして値段が増える。
だから僕はgoatモデルを選ぼうと考えている。
よりスリムに、コンパクトに、シンプルに。
ここを目指していいものがあれば入手し、身の回りのグッズをより自分の好みのものに合わせていきたい。
「財布、去年買ったばっかりだよね」という冷静かつ的確で鋭いコメントを妻からいただいているが、今僕が悩んでいるのは「買うかどうか」ではなく「何色にするか」である。
(2018/6/2追記) 購入後のレビュー記事はこちら: