ひさしぶりに聞いて心にささった歌。
それは「アポロ」。
ポルノグラフィティの1stシングルで1999年9月8日に発売されている。
1990年代の曲なのか。自分も歳をとったなと思う。
アポロはアップテンポな曲で、歌詞は今聴いてもカッコいい。
大統領の名前なんてさ 覚えてなくてもね いいけれど
せめて自分の信じてた夢ぐらいはどうにか覚えていて
地下を巡る情報に振りまわされるのは
ビジョンが曖昧なんデショウ
頭ん中バグっちゃってさぁ
僕らの生まれてくるもっともっと前にはもう
アポロ計画はスタートしていたんだろ?
本気で月に行こうって考えたんだろうね
なんだか愛の理想みたいだね
-アポロ ポルノグラフィティ
改めて聴いてメッセージは普遍。
むしろ今の時代にこそ心に刺さる。
溢れる情報。どこを向いて頑張ればいいのかわかりにくい世の中。
大統領の名前を覚えるよりもっと大事なことがあるだろうと。
行き過ぎた資本主義。一部の富豪が大半の富を占める現代。
何のために生きるの?
大切なことはなんなの?
そんなメッセージが込められてるのかなと僕は思う。
歌っている本人たちの真意はわからないけど、受け取り方は人それぞれでよいはず。深い歌詞は受け手に考えさせる。
10年、いや20年も前の曲が今も鋭い光を放っている。僕にそんな輝きを放つものが残せるだろうか。