今年は色々なことがあった。職場が変わり、住む場所が変わり、家族が増えた。
変化ばかりの一年だったから、充実していたともいえる。
ただ疲れが溜まっているのも事実。温泉につかってリフレッシュするために、家族でゆっくりできそうな場所を探した。その宿とは….
湯河原温泉 懐石旅庵 阿しか里

趣き溢れる自然庭園と、四季折々の旬を織り込んだ繊細で贅沢な至極の懐石料理が人気の旅館。
アクセス
東京から湯河原までJR東海道本線でも約1時間40分。新幹線まで使わなくても十分に行ける距離。
駅から懐石旅庵阿しか里まではタクシーで移動(約8分)。
庭園「万葉乃庭」
午後に到着し、まず光の差し込みと庭園の雰囲気に心を持っていかれた。

荷物を部屋に置いてすぐに建屋の周りを散策。

せせらぎと庭石を配した苔庭

違う季節に来たらきっとまた景色が違うのだろう。

本館からはなれた場所にも部屋があるようで、そこへ向かう道も雰囲気がある。

雰囲気のよい食事処

食事処は庭園に面していて、大きな窓が設けられている。雰囲気は抜群。
朝食の時間帯は陽が差し込んでいた。これも計算されたものなのだろうか。

この写真は庭園側から食事処を撮ったもの。

料理そのものだけでなく、食事処の空間も含めてこだわっているのかなと感じた。
料理

「料理は作る人のこころの味だね」
キッチンと思われる部屋のドアに掲げられていたもの。料理への想いがとても強い宿なのかなと思う。
夕食
とても美味しい、一品一品丁寧に作られていて。





朝食

朝食もただただおいしかった。ごちそうさまでした。
お風呂
大浴場と露天風呂
椿の湯と橘の湯と二つあって、男女時間入れ替え制となっている。

お風呂の写真については以下の旅館ウェブサイトに掲載されている。
http://www.ashikari.com/onsen/daiyokujyo.php
そして、貸切り露天風呂(45分1000円、要予約)は特に最高だった。
とにかく以下のリンクから旅館のページの写真をみてほしい。
http://www.ashikari.com/onsen/roten.php
広くて最高にリラックスできる。自然に囲まれ夜空を見ながら温泉につかる。大変な贅沢。
その他
建屋自体は古いようで、あまり暖房の効きは良くなかった。階段も多くて、小さい子供は抱きかかえての移動が基本(ベビーカーは館内使用不可)。
これらは古い施設に関してはしょうがない部分もあって、そこを理解して楽しむべきだろう。僕は特に気にならなかった。
おわりに
今回特に印象的だったのは庭園まわり。
庭園を楽しむための設計が随所に見られて。

窓を開けて外に出れるようにしてあったり、椅子や履物も用意されていたり。

庭園の見せ方にも色々と工夫をこらしているのかなと思うところがあったり。

宿泊先でゆっくり過ごしたい、料理も楽しみたい、という人に湯河原温泉 懐石旅庵 阿しか里はとてもおすすめできる宿だ。
従業員のみなさんも丁寧な接客をしてくれる人たちばかり。
都心からもすぐ、ぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。

なお、ここの宿はウェルカムベビーの宿として認定されている。まだ一歳に満たない子供と訪れるにあたって、いい宿をさがしていたらここにたどり着いた。以下の記事も参考にしていただければと思います。