海外旅行が好きで様々な国に訪れる人、仕事で各国を飛び回る人にとって必須アイテム、それは….
電源コンセントの変換プラグ。
コンセントの差込口の形状は各国異なり、日本用の製品をそのまま持っていっても差し込めないケースが多い。
世界で売られているスマートフォンでも、電源コンセントに接続するパーツはその国の形状に合わせれ売られている。だからプラグの形状が合わない国を訪れる場合は変換プラグを必ず持っていく必要がある。
ここで問題なのは、形状が何種類もあること(以下の()内の国名は代表例)
- A(日本、アメリカ、カナダ…)
- B(中国、香港シンガポール…)
- C(韓国、ヨーロッパ…
- BF(イギリス、中国、シンガポール…)
- B3(エジプト、南アフリカ、中国…)
- O(オーストラリア、ニュージーランド…)
- SE(ヨーロッパ、エジプト、モロッコ…)
- O2(中国)
例えば、下の写真の左がOタイプの変換プラグでオーストラリアで使っていたもの。
右はCタイプで韓国やヨーロッパに出張に行ったときに使用したもの。
僕がオーストラリアに住んでいたときは写真左のOタイプのものを5つぐらい持っていった。夫婦のスマートフォン、パソコン、カメラ…とつなぐと意外と数を使う。
ある国にずっと滞在するケースでは上記の1タイプ限定を何個も揃えるとよいだろう。安いしシンプルな構造で使いやすい。
では何カ国も飛び回る人は?
何種類もバッグに詰め込むのは大変。何カ国も訪れるにあたって何種類も持つのは合理的ではない。
ここでこの問題を解決してくれるアイテムがある。
全世界対応プラグ
オススメは1つで何種類にも対応できるプラグだ。
僕が使っているのは、KashimuraのTI-25 サスケ(クリアー) 全世界対応プラグ。かれこれ数年間使い続けている。
「これひとつで海外の電源コンセントに対応」の言葉の通り大変使い勝手がよい。
メリット1
1つ持っておけばほとんどの国をカバーできる
説明書の通り、A, BF, B3, B, C, O, O2, SEに対応。
主な対応国も合わせて記載されているけれど、ほとんどこれでいけるんじゃないだろうか。
メリット2 飛行機の乗り継ぎでも活躍
例を挙げよう。
日本からシンガポール経由でオーストラリアに移動するとする。
日本はAタイプ
オーストラリアはOタイプ
行き先の国に合わせてOタイプの変換プラグだけを持っていったとする。
シンガポール乗り継ぎの待ち時間は6時間(例)。ラウンジで時間を潰している間にスマホの充電がなくなってきた。
コンセントを使って充電しようとしたら…
そうシンガポールはBFもしくはB3タイプ。
AもOも合わない。
ガガーン….となる。
こんなときの強い味方が全世界対応変換プラグ。さっと形状を変えて難なく充電することができる。
これは僕の実体験で、だからこそこの記事を書いている。
世界複数カ国を訪れる人なら、スーパー便利な全世界対応変換プラグは1つ絶対持っておきたい。
一個2,000〜3,000円くらいするものだが、とても使い勝手がよいのでぜひ1つ手に入れておこう。
使い方
この製品は2つのパーツが組み合わさっている。
通常時は以下のように直列でくっつけておく。厚くなくてかさばらない。
この状態ではCタイプのコンセントに使える。
2つを外して使うこともある。濃いブルーのツメの位置を変えて別のコンセントタイプの形状に合わせる。
直列接続ではなくて、下写真のように上に乗っけてつくる形状もある。
シャキ、シャキーンと簡単に変形できるので心配不要だ。
このアイデア思いついた人素晴らしい。最高です。
注意点
この変換プラグは電圧の変換には対応していません。
あくまで、異なるコンセントの形状に対応するものです。
iPhoneのように全世界向けに作られている商品は幅広い電圧に対応しているため、このプラグ1つあれば問題ないです。
一方、日本の100V専用の製品を240Vのコンセントにつないだら壊れます。僕は壊したことがあります。
なので、大切な電化製品を海外で使用する際は、使用可能な電圧範囲を必ず調べて使いましょう。変圧器が必要なケースもあります。
おわりに
僕はこの商品をビックカメラの店舗で見つけて知った。
こんな便利なモノがあるなんて。と、当時思った。
久々にスーツケースを開けてこいつをみかけて、
お!これは記事にしておかなければ!
と思いついたので今回の投稿となりました。