エンジニアが学んだことをお伝えします

35mm

画角に入る余計なものこそが日常(写真の話)

2023-11-05Camera

レンジファインダーカメラは細かい画角の調整・確認が困難。それがいい。

そんなコメントを見つけた。

それだ、と思った。

僕はメガネをしてるのもあって、35mmレンズをつけてM10-Rのファインダーをのぞいても、ブライトフレームの端から端まで視野に入らない。実は結構適当にフレーミングしている。

Leica M10-R ブラックペイント ファインダーファインダー

作り込めない、背景に余計なモノが写る。そういう写真は良くない印象になることも多いけど、それこそが日常。

そこにそれがあった、そこにその人がいた、そういう写真は日常を残す上では重要な要素になりうる。

僕が撮る写真の9割は家族。家で撮る写真も多い。

レンジファインダーをのぞき、子どもにピントを合わせ、シャッターを切る。散らかったおもちゃとか畳んだ洗濯物とか写るけど、気にしない。

ああ、あのときこのおもちゃ使ってたねぇ、と。

街を歩いて適当に35mmの単焦点レンズで切り取る。その街のそのときが写る。自分の35mmレンズの使い方はそれでいいのかなと思った。

35mmは自分にとって広すぎず狭すぎずな画角。家族はもともとそれぞれの距離感が近いので、子ども2人を入れようとすると50mmより35mmの方が使いやすい。

今も50mm f1.4のレンズは活躍してもらってるけど、現状は変化をつけたくなったときに50mmに付け替える、くらいの位置付けで使っている。将来、撮る写真のジャンルが変わったら、50mmをメインで使いたくなるかもしれない。

それまでは35mm単焦点レンズメインで日常を撮り続けていきたい。

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Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。
好きなものはApple製品、コーヒー、革製品、デニム。旅とカメラも。Less is More.な生活に憧れる。
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