ライカM10-Rブラックペイントに付属のストラップの長さは約110cm。
決して悪くない長さなのだけど、ライカQ2で使っているストラップが98cmなのもあってちょっと長いかなーという印象。
ここは妥協したくないので、もう少し短くて、それでいて経年変化も楽しめそうなストラップを探すことにした。
購入したのは、こちら。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses カード](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/C7F5F35D-CA1B-4BE0-B6F2-A6FB2CD6FE0F-700x467.jpeg)
ULYSSES(ユリシーズ)のレザーストラップ クラシコ・ヴァリアンテ、M(105cm)・ブラック。
なぜこれにしたのか、考えたことをメモしておく。少しでも参考になれば幸い。
なお、写真の色味が異なるものが多いが、別の日に撮ったもので照明の光と朝の光とで色味が異なるため。(手を抜いてすいません。。)
選んだポイント
操作性と携帯性を考慮した長さ、肩への負担を考えてのストラップの形状、経年変化を楽しめそうな素材(レザー)、この辺りをチェックポイントとした。
長さ
100-105cmくらいで探した。
首への負担が大きいので僕はいつも斜めがけ。体が小さいので、ライカ純正ストラップの110cmで斜めがけでも僕には若干長く感じる。
ライカQ2でArtisan&Artistの98cmを使っているので、短めに慣れてしまったのもある。98cmでは若干短いかなー…くらいの印象だが、体にフィットするのと、カメラがおへそあたりの位置に来るのがいい。カメラがベルト位置に来てしまうと、ぶつかるのが気になるので。
形状
丸紐タイプか平紐タイプか。
丸紐タイプは表裏気にしなくていいのと取り回しがしやすい。一方で、肩にかかる荷重が分散されにくいという弱点はある。ライカQ2では丸紐タイプ(φ8mm)を使っている。
これはこれで大変満足しているのだが、M10-Rは今後つけるレンズによっては1kg近くなる可能性もあり(ライカQ2は750g程度)、平紐タイプで幅がある程度あるものがいいと考えた。長時間かけてても疲れなそうなもの。
なお、ライカM10-R純正ストラップは肩にかかる部分は20mm程度。細すぎると肩への負担が大きくなるので、これを参考にした。
材質
ブラックペイントと共に使い込んでいって雰囲気が出るものがいいな、と考え、レザーで探した。
それでいて丈夫なもの。大事なカメラを支えるので。
ULYSSESのレザーストラップ クラシコ ヴァリアンテ M(105cm)
到着したストラップを写真をベースに紹介していく。
このストラップは前述の条件を全て満たす。105cm、レザー、肩の部分の太さは26mm、それ以外の部分は10mm。
パッケージはこんな感じ。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses パッケージ](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/0DFFC2B1-CD9D-4D56-8B78-1C10EE88D5B2-700x467.jpeg)
![ユリシーズ ストラップ Ulysses 開封](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/2D0A2120-45AF-42EB-B173-AA23E63E6FC6-700x467.jpeg)
開封した瞬間に感じた革の匂い。素晴らしい。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/4292B929-3A8C-48E1-A931-74C0A133BA70.jpeg)
裏面にはブランド名。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses ロゴ](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/9FC1DA3D-E397-4A8B-B941-90137F3512A4.jpeg)
革のリングガードがついていて、リングがカメラを傷つけないように配慮されている。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses リングとリングガード](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/71A5922A-35DB-41CC-9955-A49B75C9E722.jpeg)
後述するが、肩にかかる部分は太くしてあって、カメラ側と比較すると太さに結構差がある。
裏の革は経年変化を感じられそうな雰囲気。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses 裏面の革](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/2A983C92-AD46-4582-9BB8-AC1B1EEDB82C.jpeg)
純正ストラップとの比較
Leica M10-R ブラックペイントに付属のストラップと並べてみる。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses 純正との比較](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/BF91A4CA-D375-451A-8C0C-B42CCA1B0E92.jpeg)
純正ストラップもカメラ側と肩にかかる側で太さが違っているけれど、ULYSSESのこの商品は途中で大きく太さを変えるデザイン。
長さはこの写真じゃ分かりにくいけど、純正が約110cm、ULYSSESが105cm。5cmほど違う。
表側はこんな感じ。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses 純正との比較](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/811D45A0-AD2E-464A-A13C-F3FB9DF7619F-e1633785704180.jpeg)
裏側はこんな感じ。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses 純正との比較 裏側](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/5F9DAEE9-9513-4F65-812F-62F81AA5CA9C-e1633785660529.jpeg)
リングガードの当て革の穴の形状が違う。純正は丸。ULYSSESは楕円。
![ユリシーズ ストラップ Ulysses 穴の大きさ](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/F997EC7B-8533-46F5-B8F1-6679937E1E29.jpeg)
下写真はULYSSESのストラップをつけた状態。
![](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/A1B0F1D4-CC03-4D14-ADED-3CD2474CE2A7.jpeg)
Leica M10-Rに取り付けた状態
斜め上から見たところ。
![](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/0F469CE6-3143-464C-A754-039472F4CC60.jpeg)
とてもGood。
![](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/10/A69449BA-D69E-4CFF-BCF4-8BFB6C688861.jpeg)
とにかく無駄なものがないシンプルなデザイン。長さ調整等はできないけど、ジャストなものが買えるならこのシンプルさを得ることができる。
美しい。
参考にさせていただいたサイト
モデルが多少異なっても、同メーカーのストラップを実際にカメラにつけた写真や経年変化の具合など、やはりブログは大変参考になる。
使った人の情報は貴重。ありがとうございます。
継ぎ目のない一枚革がうれしい。ULYSSESのカメラストラップ「クラシコ・ドリット」をリピート買い。:DRESS CODE
繋ぎ目のないミニマルな革のカメラストラップ。ULYSSESの『クラシコ・ヴァリアンテ』を買いました:トバログ
もちろん公式サイトは情報豊富なのでチェックしよう:Ulysses公式サイト
その他に調べたストラップ
Ulyssesのクラシコ・ヴァリアンテに至るまで、同社の他ラインナップはもちろん、Leica、Rock’n Roll、Yosemite Strap、Artisan Artist、IL BISONTE 、etc.と多数のストラップを調べた。
どれも魅力的で、目的に合致すればいい買い物になると思った。今回は縁あってUlyssesさんのものに落ち着いたが、多くの方がベストなチョイスに辿り着けることを祈念しつつ、この記事を終わりにしたいと思います。
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