定期的に書いているCOVID-19シリーズ。今回は緊急事態宣言明けの日常編。
9月末に緊急事態宣言があけた。
それ以来、一日中在宅勤務をできた日がないと思う。すなわち毎日出勤している。
朝7時台には会社について、21時とか23時とか終電近くまでやって、それでも終わらないのが最近。土日もメールを見るし、家にいても仕事をする。
出勤しなければならない理由は会議。これまで会ったことがない人も多く、「ウェブでは何度もご一緒しましたが…」と挨拶をすることも多い。
名刺の消費スピードはここ1.5年で最速だ。
面対での打合せで会っておく事の重要性は理解している。否定するつもりはない。
しかしここぞとばかりにそういった会議が増えると苦しい。
会議室の予約から入館の手続きといった手間が増える。自分自身が移動するときは移動時間をロスする。海外へはいまだに出張は難しい。日本帰国時の隔離期間もあるし、外務省が引き続き多くの国に対してレベル3(渡航中止勧告)を出している。海外出張するのか?しないのか?みたいな調整も発生する。
そんな毎日をこの1ヶ月過ごしている。その上で仕事が増える。トラブルも起こる。
また平日は子供に会えない日々が来てしまった。
我が子は4歳になり随分と大きくなった。
「7時に帰ってきてね」とか「今日は何時に帰ってくるの?」と言ってくれる(平日、僕はこの声を直接聞くことはできない。妻からの動画やメッセージで聞いている)。
これが可愛くないわけがない。
早く帰らなければといつも思うのに、仕事の嵐でどうにもならない。
在宅勤務なら朝と夕方会えるけど、それも叶わない。
また、平日は子供に会えない日々が来てしまった。
この生活が続くなら、後悔する気がする。
倒れるまで続けるのか、何か変えられるのか、ずっとこんなことを書いているので、日本の会社にいる限り変えられないのかもしれない。
これからまた続く仕事人生。一生これか?というのはいつも頭をよぎる。
今年もあと2ヶ月。人生は短い、あっという間だ。そう感じる2021年11月。