PMPの試験勉強において、PMBOK7th editionとAgile Practice Guideは必須。
PMP EXAM PREP(練習問題1000問+の本)の解説を読んでいても、上記2冊の何ページから出題、と書かれている。
以前、PMBOKについてメモを書いた。
PMBOK 7th editionを読んで。試験勉強とはまた別に読む価値のある一冊と思う。(2025.4.12)
今回はAgile Practice Guideについてメモを書いておく。これから勉強する人に参考になればと思う。なお、僕は英語版で勉強したので、内容や単語は全て英語版がベースとなっています。
Agile Practice Guide PDF版の入手方法
Agile Practice GuideはPMI会員(有料)になるとPDFを無料でダウンロードすることができるようになる。PDFで構わないなら、PMI会員になってPMBOKとAgile Practice Guideの両方を入手すると良いだろう。
PMI会員になると試験料が安くなるので、トータルでメリットがある。
なお、2025/4現在、Agile Practice Guide 1st editionが最新版の模様。
Agile Practice Guideの内容
Agileに関する基本概念からこれまでのやり方(Predictiveという単語が使われる。waterfallという単語もよく聞くが)との違い、具体例を交えながらの解説から入る。
続いて、Agile型における、Project Managerの役割、そしてAgile Teamのあり方、各ポジションの役割等が解説される。
僕はプラントエンジニアリング系なのでアジャイル型に馴染みがなかったが、わかりやすく書かれているので、理解すること自体は難しくなかった。過去の仕事の内容的に、あれはアジャイルとのハイブリッドだったなぁと思うこともあったり。
ただ、体系だった仕組みとしてのAgileは初めて。テキストを読み進めると馴染みのない単語(以下例をいくつか)がたくさん出てくる。問題を解いてこのGuideを読んで、の繰り返しで慣れるしかないと思う。
Product Owner
Retrospective
Backlog
Iteration
Daily standups
etc..
英語で読んでもイマイチ理解が追いつかない場合、ウェブで検索して日本語の解説を読んだりもした。PMP自体は幅広い分野にまたがるため米国PEと比較し情報が多いのがいいところ。
Agile Practice Guidenお後半はAgileの形だったり使い方、ツールの解説がメイン。
PDFで186ページ分あるが、1ページに書かれているボリュームは少ないので、PMBOKよりはさらっと読めるだろう。
終わりに
PMPはウェブに記事が多いものの、逆にとっつきにくく、何勉強したらいいんでしたっけ..となってしまったが、PMIに登録してPMBOKとこのAgile Practice Guideをまず読むのが良いのでは、と一旦勉強して感じている。並行して35hrのレッスンを進めていくのが良いのかなと。
問題集を解き切り、試験を受けたのちどう思うのかは、またブログの記事にしたいと思う。