α7C IIとライカレンズの相性やいかに。
今回は、ズミルックス M 50mm f1.4 ASPH(最短撮影距離70cm)と組み合わせたときの外観、撮影、写りに関する感想など。
用意したもの
・Sony α7C II
・ライカ Summilux-M 50mm f1.4 ASPH.
・マウントアダプター
外観
見た目のバランスは悪くない。
コンパクトにまとまっていて良いのでは。
色も黒×黒でよくマッチしている。
上から。
購入したマウントアダプターの外径がEマウントの外径よりも大きく、レンズがコンパクトなだけにちょっと格好良くない。
ここはデザイン重視(外径が小さいもの)で選べば良かったかなぁと思っている。
撮影体験
撮ってみての感想。
ピント合わせ
瞬時のピント合わせは難しい。レンジファインダーの方が速い。
ピーキング機能で大体のピント合わせはできるが、f1.4の被写界深度の浅さでバチっと合わせるには足りない印象(いいやり方あったら教えてください)。なのでカスタマイズ機能でC1ボタンに拡大を割り当て、厳密なピント合わせをするようにしている。ただ、時間がかかる。
正確なピント合わせという意味では、ファインダや液晶を見ながら微調整が効くのでやりやすい。動体には向かないけど、静止物には使いやすい、と言うのが良いのかもしれない。
ファインダーと液晶
明るさやボケ感も含めどのように撮れるのかがわかる意味で、ミラーレス一眼は使いやすい。
一方、ファインダーの写りはNikon Z 6と比べて美しくない気がする。また、液晶に映し出される画質に感動がない。この辺りはレンズとカメラの相性か、好みか。。液晶に出る絵だけを見て判断しないほうがいいと思う。
写り
Sigma fpLとの組み合わせで見られた顕著な周辺のみ色被りは見受けられない。
ボケ感だったり、雰囲気はライカレンズのそれが出ていると感じる。悪くない。
一方、ボディはSonyなのでカメラの液晶にパッと写る画像に感動は感じない。そこは純正じゃないので期待しないほうがいいと思う。またJPEGもライカM型風にはならない。Lightroom等で仕上げると良いだろう。
以下α7C IIカメラのJPEGと、LightroomでライカM風に、adobe colorベースから彩度やシャドウ・黒レベル等を編集したもの。
この辺りは好みのところなので、なんとも言えないが、RAWで撮っておけば後でいかようにも編集できるので、JPEG+RAW撮影が間違いないと思う。
それではα7C II + Summilux-M 50mmで撮影した写真を何枚か。
どうだろう。違和感ない写真になると思いつつ、一方で空気感というかM型ボディで撮るのとはちょっと違う感じもある。
ただ、お値段が何倍も違う中でこれだけ使えるのは本当にありがたいし、何よりもα7は動画も撮れるのが大きい。
おわりに
少し使ってみての印象をこのタイミングでまとめてみた。
動画を撮ったり、色んな場面で使うとまた感想も増えるはず。写真も今後増えたら追加していきたい。
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