「スーツケースは安いのを使い、壊れたら買い直す」
このスタイルで数年間暮らしてきた。
海外赴任していたとき、飛行機に乗る機会が多く、ちょっといいスーツケースが2-3年で壊れてしまった経験から定めたもの。
今、3代目か4代目を使っている。
しかし、壊れたら新しいのを探す、というのは手間と時間がかかる。粗大ゴミ処分等も必要。
今使っているスーツケースが壊れてしまったのをきっかけに、長く使えるものはないだろうか、とあらためて考えた。
リモワ(RIMOWA)という選択肢
メンテナンスをしながら長く使えるスーツケースをつくるブランドがある。
リモワはその中でも特にメジャーかと思う。
壊れても直しながら使うことが前提の設計になっているように思う。
たくさん調べて、数あるモデルの中から、RIMOWAのOriginal Check-in Mにしよう、と決めた。
オリジナルチェックインMを選んだ考え方
まず、以下に絞り込んだ。
- Original Check-in M
- Classic Check-in M
理由は以下の通り
- 長期使用することを考えると、ポリカーボネートよりアルミの方が良い。金属なら経年による劣化がない
- 長期出張用として60L程度が僕にはちょうど良い。80L超は大きくて重い
オリジナルとクラシックの比較
<オリジナル>

- 機能的には最近のベースのもの。スタンダードモデル。
- 角が丸みを帯びている
- ローラーが大きいので安定しやすい
- ロック機構は閉めやすいものを採用
- 取っ手はプラスチック。
<クラシック>

- こちらはデザイン重視。
- 角ばっているデザイン
- ロック機構がわずかな変形でも閉めにくくなる可能性があるらしい。
- ローラーが小さい。安定性は大きいものと比べたら劣る。
- 取っ手はレザー、格好いい。
- ローラーと取っ手は色のカスタマイズが可能とのこと。
ということで、機能で選ぶならオリジナル、と理解。
長く使うし実用性を重視したいのでオリジナルにしようと考えた。大きさ的に機内持ち込みできずどうしても預けることになる、雑に扱われてもタフな方がいいかなと。
色選び
続いてカラー。
オリジナルのシルバーは角の補強材の色が少し好みから遠かったのと、シルバーの明るさが目立つ気がしたので、ブラックにしようと考えた。
ブラックは傷がつくとアルミののシルバーが出てくるとのこと。この辺は使い込んでみないとわからない。ウェブ上にあまり記事も見かけない。いつかブログに書きたいと思う。
リモワのメンテナンス
生涯保証をうたっているRIMOWA。
生涯保証を利用するにはスーツケースをオンラインで登録する必要があるとのこと。
有償か無償かはケースバイケースのようだけど、部品を作り続けてメンテしてくれるというだけでありがたい。
関東圏内で持ち込むなら表参道か丸の内の路面店、郵送ならウェブで調べてメンテの拠点に送るようだ。
愛用しながら、いつかお世話になるときが来るだろう。
おわりに

以上、RIMOWAのOriginal Check-in M Blackにたどり着いた、というお話。
本体についての記事はまた別途。