MTF曲線はレンズの特性を把握する上で参考になる。MTF曲線の見方は解説されてるサイトがたくさんあるので、Google等で検索いただければと思う。
さてライカレンズのMTF曲線はどこで見れるのだろうか?と調べてみたので以下にメモしておく。なお、本記事は2022年10月時点のものです。
ライカレンズのMTF曲線の調べ方
まず、Leica Cameraのサイトにアクセスする。
Google等で検索する場合、「Leica Camera Japan」で日本語サイトを見つけられる。
続いてサイト右上のメニューアイコンから、
→フォトグラフィー
→ライカMシステム
→Mレンズ
ここで各レンズが並ぶ。同様にSLやQシリーズも調べられる。
ここから調べたいレンズのページへ。
レンズページの中央にプルダウンがあって、「概要」や「技術仕様」とか「テクニカルデータ」が選べる。
技術仕様やテクニカルデータを選ぶとそのページにテクニカルデータファイルへのリンクが載っていることが多い。
ダウンロードすると、レンズの仕様、断面図、etc.、続いてMTF curve、Distortion、Vignettingのグラフを見れる。また、Depth of Field Tableも見れる。
以下アポ・ズミクロンM 35mmのテクニカルデータからの引用:
歪曲収差とか周辺減光とか、純正デジタルカメラとレンズの組み合わせだと最適な補正がかかると思いつつ、Mレンズのようにフィルムカメラでも使用できるレンズは幅広いレンズ特性を載せてるのだろうか?Q2のデータを見るとDistortionがなかったり。レンズ・カメラ一体型でカメラ側で補正してるから?この辺はよくわからず。。。
おわりに
MTF曲線の考え方や作り方は各社で異なるため、一概なメーカー間の比較は難しい。とはいえライカレンズ間の違いとか、比較するととても面白かったので、興味がある方は調べてみては。